近代の無線機はpllにより周波数を確定させている。基準oscは矩形波ゆえに、例えば7MHz矩形波cwを、7MHz矩形波で受信した場合、差分は正弦波にはならないだろう。矩形波だろう。
との理由で矩形波を使っている。
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タイムアウトするデバイスらしいことが判明したので、メーカー推奨値でのショット時間を確認してみた。
①
昨日とおなじままのVCO.
およそ30Hz. メーカー推奨値のCにした。
ショット時間は4mS.
入力は1サイクル33mSほどなので,1/8くらいがショット時間。
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②
入力を弱めた。製造メーカーでは0.2v以下の信号inを推奨。
ショット時間は減った。 どうして????
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③
VCOを650Hz近傍にあわせた。Cはメーカー推奨値に減らした。
ショット時間は0.5msか0.3msくらい。1サイクル入力の1/35くらいのショット時間。入力信号がonに充分な強さでも、on継続できない。
検出幅が広くてちょっと駄目だ。
検出幅はCが増えるにつれて狭くなるので、図中定数はメーカー推奨値より大きい。
Cを大きくするとカウントせずの動作が目立つようになるので、塩梅を見つけ出す必要がある。
ショット時間は1番ピンのコンデンサー容量に依存する傾向になる。 (ミスカウントする場合もある)
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まとめ
メーカー推奨値だと on/offはしっかり作動するが、on時間継続の客観的安定性の確認は困難だ。途中でoffになる。
1.LM567出力は立ち上がりを捕らえてのワンショット。 C加減では立下りも検出することがある。かなりC値設定は慎重に、ミスカウントはC値次第。検出せずも頻繁に確認できるデバイス。
2,ショット時間長短はcの充電量によるので入力信号の強弱にも依存するぽい。
3,信号の有無でON/OFFのデバイスだろうと想って基板化したが、 650Hzでは0.3ms近傍のワンショットデバイスなのでフォトカプラあるいはスイッチングトランジスタだけでは苦しいことが判った。
4,使い方としては「立下りも利用する」あるいは 「vcoと同期を取った論理」にするのが正解。出力波形精度としては「vcoと同期を取った論理」だろう。
入力側のダイオードが拙いようなので、LM567単体で確認した。やはりダイオードはあるとだめだ。