半導体レスでのBPF(APF)の実験はここ。4次BPF程度のキレはある。
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・ラジオのfilterで入手の良いものはW55H.(中心周波数±3kc ).これはRSにも今夏から扱い中。SSB用にはW55Iだが国内販売は無い。
・W55Hは 帯域幅がAM放送用ゆえに、amature radio用にはやや広い。
・そこでAF帯域の「HPF+LPF を1つの基板」にした。所謂BPFになる。帯域幅はphone用してしてあるが、帯域を狭くすればCW用audio peak filterぽくなる。上側のキレは一般的CW用audio peak filterは4次程度なので、本品は8次ゆえに優れている。半導体を使ったフィルターになる。
LPFは性能のMAX295.(OP-AMP でLPF造るよりも特性が良い) :8次ローパスフィルタだ。
HPFはop-amp。
①
サイズ
②
実装してみた。 SPで鳴らすだろうからTA7368を載せた。
TA7368を使わない場合もあるだうから、それ用のOUT端子もある。
③ フラットな周波数。
④
3dB下がる周波数は250Hz. ⇒ 好みで変更願います。
⑤
3dB下がる周波数は2.7KHz. ⇒ 好みで変更願います。
4kHzでは18dB下がってます。
*まとめ。
・MAX295はバリキャップで周波数可変できる回路にしてある。バリコンで変化させても良い。その辺りはデータシートに記載がある。コーナー周波数は2.3KHzあたりが良いだろう。
・前作では肩のアバレがあったが今回は少ない。
・MAX295は市場流通デバイスの中で最も優れたLPFになる製品。これを超えるものは現瞬間は無い。
・通算301作例。 基板ナンバーRK-64.
上のが特性図。データでは2f点では50dBほど減衰する。op-ampではここまでは減衰できない。
前作での特性。
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・ever599 は今風にアレンジ済みだ。そのうちに公開しよう。
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