audio peak filterは op amp使用するのが標準になっている。
tノッチフィルタはLCによるものでノッチ量46dBが確認できている。 これはCR式より格段に良いことを示している、、。
と云うことはLCでaudio peak filterが造れるだろう、、と。
受動型APFはつくれないのか?
・JH1FCZ氏からは「#163 パッシブフィルター」の名称で販売されていたことは有名だ。
・JH1BQE氏が公開してるフィルター回路。
上記2つとは異なる回路でトライ。
1, 手元のLCで実験を始めたので、peakは2.4kHz近傍になった。
PEAK点での減衰は無い ⇒ ここがJH1FCZ氏の回路との違い。
2,
2fの5kHz近傍では25dBの減衰になった。
3,
500Hzでは20dBの減衰。
似た回路は、JH1FCZ氏の公開物にもないようだ。欧米siteでは似た回路はhitしない。
先達からの公開がなければ、回路は100%オイラ考案のオリジナルになるかな??。
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緩い特性だが APFぽくなってきた。
2Fで -35dB。
500Hzで-35dBのところまでは追い込めた。下側はまだ甘い。
WEB上で処処確認すると、2次BPFよりは特性がよい。(2次+2次)BPFに近い特性になった。Rのように多くの値が揃っていると楽であるが、LCは程よい値が難しい、
まあ、オペアンプレスで APFが出来ることは判った。受動型APFも味わいあるだろう。半導体の進化により忘れられた技術である。
LPF側だけを使うとダイレクトコンバージョン機向けに使える。(2Fで-35dB)
次実験は、peakを800Hzにしてみよう。
cをx100にしたがpeak点はやや下がっただけ。 Lが現状のx10程度必要らしい。そんなLは流通していないので、困ったちゃん状態。 実機での評価は先になりそうだ。
続きはここ。「LCによるフィルターは プラスゲインになる。ロスはしない」と解がでたが、、、。
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ここにop ampをつかったフィルター特性が公開されていた。
lpf側の特性は2fで-20dBしかない。
hpf側特性は同じだ。
LC構成はバンド幅は確保しにくいが、この程度の減衰特性ならば部品点数は1/2~1/3のLC構成でできてしまう。