4球ラジオの回路図upしておきます。
50年代の雑誌によく見かけられる非同調の高一ラジオです。
非同調なので、回り込みによる発振が起きないことが、メリットでしょうか、、。
★CK6688の負荷は、チョーク4mHです。
Dip meterで実装時の同調点を見ると800Khz付近でした。
巻き数を減らして、同調点を持ち上げてみましたが、格段の差がありませんでした。
回路のCR値は、8月4日時点のものです。非同調負荷としては、抵抗負荷もあります。
★IFTもラジオ少年のものに変えてみました。
挙動は安定しましたが、Qの差の分だけ、耳が落ちました。
聴感上では、帯域のキレの面で中国製のほうがよいので、これは悩む処ですね。
BC帯の下側の放送局は、ガッツン、ガッツン聞えますが、
上側で感度低下があるので、まだ調査中です。
1000Khz付近でグイっと8db下がって、そのままバンド上限まで下がって行きます。
2012/DEC/20追記
非同調負荷の高周波増幅は、BCバンド下側の530が最も増えて、1650に向かって下がっていきます。
チョーク負荷ですと、チョークの共振点でゲインピークになります。
その理由は、NHKの「ラジオ技術」を一読ください。
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2012/Aug/5追記
さきほど、バーアンテナのベストポイントが動いていることに気つきました。
トラッキングをやり直しました。中国製IFTを使った時より7mmほど動かしました。
「IFTを変えると、バーアンテナ位置も見直しが必要」でした。
相互の結合があるのですね。
(巻き数だと、丁度1巻き分になりました)
2012/Aug/30追記
「真空管6688」を使った再生式3球ラジオも製作しました。⇒ここです。
2012/Aug/31追記
実通電時にチョ-クの同調点を測ってないので、詳細がわかりませんが、
どうも巻き数が多いようです。 もうすこし、同調点を持ち上げてみます。
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GT管自作ラジオ⇒ 自作ラジオ記事