ビクター製真空管ラジオ 5A-28の続きです。
コールドスタートで3分だけ鳴ったラジオは、
時間に几帳面なウルトラマンのようでもあります。
ドライヤーで抵抗を暖めて、「抵抗値のあばれ」をテスターで確認してました。
で、30A5のカソード抵抗(100Ω)の値が車のタコメータのように
元気ピュンピュンとよく動きます。いやああ、その、、無限大にまで届きました。
他に怪しいそうな抵抗を2個 交換しました。
付け替えた「セメント抵抗2個とヒーター直後の10Ω」。↓
↓怪しいと判断した抵抗たち。
30A5のカソード100Ωが5Wタイプなのに、そこそこ熱くなります。
も少し電流を減らして使いたいので、のちほど触ってみます。
今のところ 連続4時間は鳴っているので、OKだろうと想います。
↓原時点での30A5のバイアス
こんなに浅くて、、、。(中電界では、音が歪むだろうと想います)
メーカー推奨は6.7Vなので、抵抗を用意してもう少し深くしますね。
(規格表を見ると4~5Vで使いたいですね)
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★このラジオの症状は、「通電後温まると 音が聞えなくなる」。
↓
整流後の電圧を監視すると、
無音になったとたんに100Vから125Vに跳ね上がってました。
「整流側からみると無負荷」に近い状態に変化してました。
(平滑回路の1KΩが怪しいので、交換しました)
★このラジオの30A5のカソード抵抗は、
サーボモータのブリダー抵抗並に暖かく?なります。
1Lタイプが付いていたので、熱量面では???です。
★球の動作点は、「球をドライブして波形が歪まない領域で使う」ので
ドライブパワーとアウトプット波形に留意ですね。
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