2019年8月19日の様子 。 この基板はRK-50。LM386下流にVRが入っている。
ケースは80x55mm前後ぽい。投影面積を省いた作例ですね。
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以下、RK-50の製作記事(2019年3月8日)。
ネオファイトを再現してみた。NE612単体での感度確認をしたかったからだ。「ネオファイト回路にはなかった音量調整ボリューム」も入れた。
①
基板サイズは、60x35mm.
②
③
(S+N)/N=6dBはこの前後だと想う。かのSR-7と感度はイコール。
まとめ
「NE612単体+LM386」での感度はすこぶる良い。3.5MHzや7MHzではRFアンプは不要だろう。
NE612はやや強めにOSCさせると感度が良いデバイスだ。
部品点数が少ないので、初めてダイレクトコンバージョン受信機を作成する方向けだろう。SR-7を入手そびれた方向けでもある。
通算282作例。 RK-50.
基板はサトー電気さんで扱い中。バリコンは単独20Pを推奨。
・AM用バリコンに10PF(12PF)をシリーズにして使ってもよい。その辺りは計算で求めてください。
・AGCを掛ける場合。 「C17の下流 ⇒LED ⇒ C2の信号側」
2019年3月8日の再掲
NE612 とSA612はコンパチブルではない。 出力とRF受けが違うので、NE612用回路ではSA612は動作が苦しい。NE612 とSA612 の違いは、 検察すると見つかる。
・共に 差動出力でout putしているのでゲインが取れている。
・MC1496の販売年が1968年。
・ギルバートセルの発表が1968年。
・CA3028の差動回路特許が1965年。 差動回路で乗算されることは1965年では公知。ギルバートセルより高度な差動回路も1965年。 特許経緯をみると「1965年特許よりターゲットを絞ったのがギルバートセル」とも見える。
・国際電話業界向けIFでは 455kHz, 10.7MHz,45MHzと変化している。NE612は45MHz商品なので1MHzより下だと動作ゲインがガクンとさがる。
・NE612登場は第三世代なので1972年頃と推測される。1989年にはSA612は市場流通していた。