6Z-DH3Aは、ゼロバイアス動作なので歪領域の作動になる。 音色はそれなり。「この歪んだ音を豊かな音で聞こえる」と信じるのは本人の勝手だ。ハム音対策できない修理SITEが沢山あるので、修理を依頼する側は悩むだろうね。
以下、真空管ラジオのお話。
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SP端でのブーン音は聞こえてこない。 VRを絞ると音も絞れる。
「6Z-DH3Aは従来のゼロバイアス+α」で使った。
VRを絞るとラジオ音は黙る。電源基板利用のワンポイントアースなのでハム音は簡単には聞こえない。
6Z-DH3Aは、ゼロバイアス動作なので歪領域の作動になる。音はそれなり。動画中の最大音量は300mW前後。もちろん歪域での6Z-DH3A動作。 この音するアンプに外部入力を入れたい層もあるので、 耳が悪いんじゃないか? と思う。
・「6WC5ラジオではゼロバイアスが人気なので音量が絞れないのは当然です」。昭和23年には公開された既知事案。
・しかし普通の5球ラジオ回路に 抵抗1つ追加すると コールド側からの信号が弱くなり、VRと音が連動する。
・回路図は ここに公開済み。
PDFをDLのこと。
120台ぶりに、ゼロバイアスでラジオをまとめた。聞き分けのできる耳も持たないヒト向けだと 今日も痛感した。まあ往時の設計が「ラジオは、放送が聞こえれば由。 ハム音? 音色? そんなもんで、ゼニは稼げん」。メーカー製ラジオでもループアース採用もあるので、技術は高くない。
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RK-137: 電源基板利用のワンポイントアース
・6z-dh3aの1番ピンを接地。
・ヒータ配線は一筆書き。 トランスからのヒータ線はUZ-42に接続し、上流に 「渡り配線」。
・ 平滑回路のコールド側も一筆書き。
「修理済みラジオでハム音が聞こえてくる商品が存在する。 そのハム音対策の問い合わせがオイラの処にまで来る」ってのが日本標準らしい。ここに紹介。