感度特性を見るとLA1600は短波7~20MHzで使うのが良い。
21MHzではやや苦しい可能性もあるので、感度選別してgood品を21MHzでは使うとよいように思う。
28MHz帯のam受信機向け基板を興した。
・LA1600作動上限(感度特性表による作動上限) ⇒ 22MHz近傍
・ne612(自励上限) ⇒ 28~29MHz
◇◇ よって50MHzあたりがRK-57の上限。
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以前に未実装基板を紹介したが、今日は実装してみた。 もちろんamとssb両用。
LA1600を載せたRK-54にNE612式クリコンを載せた基板。結果、ダブルスーパーヘテロダインになる。
①
サイズは77 x55mm。
②
BFO用の455khzレゾネーターは村田マーク付きの純正品。
3、
ダブルスーパーで28MHz帯を受信。 随分と感度良い。
4,
感度の確認: (s+n)/n=10dBになるSSG値はこれ。
2dBuV(SSG端)は1.3μVになる。 金属筐体レスでここまで感度良く聞こえた。
◇RJX-601は6m機であるが、「受信感度:AM=1.5uV時S/N比10dB以上」と公開されている。この基板はRJX-601並みの感度だ。
5、
SSG信号をやや強くすると此処まで波形がしっかりする。
6、
BFO具合。
注入量はVRで加減できる。もっと弱くてOKだ。
7,
LA1600にとってベターな電源電圧は4.5V. 上記写真は4.5V供給。NE612も4.5Vで動作した。
6V掛けると感度が下がるので注意。
試しに3Vにしたら支障なくNE612とLM386が動作した。電源電圧は3V~6Vほどで、推奨は4.5V.
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通算295作目。
2SK192+NE612+LA1600 の構成。 RK-57の作動レポートでした。
pcbへの手配: https://www.pcbway.com/setinvite.aspx?inviteid=76565