2017年7月の記事を再掲する。
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復習をしよう。
①差動回路での波形。ラジオで変調確認できる。
悲しいかな乗算波形ではない。
②加算回路での波形。(抵抗でブリッジ回路にしただけ)。 これもラジオで変調確認できる。
◇「3SK114を利用してAM変調が掛かる」との雑誌記事に興味を持った。JH1FCZ氏のCirQ誌に載っていた。4脚のFETを購入して実験した。
・AF信号をG2。SSG信号をG1にいれて、 SSG信号は絞り気味。
これらもラジオで変調確認できる。
と頑張っても教科書のような波形にはまだ為らない。ずっと為らないかも、、。
波形評価では加算回路だ。
上記のように3種類で実験したが「良い波形」には為っていない。3SK114回路だと波形が入力過多でクリップ波形になるので、その意味ではこれが正解に近いようにも思うが、路半ばである。
3SK114のG2にAF信号を入れると40dBほどOUTが弱ってでてくる。AF信号を「TRのマイクアンプ」で増幅させて3SK114のOUTでは15dBほど下がっている。
SSGもAFも減衰するが波形は綺麗なので、入力過多にならなければ3SK114の動作点はこの周辺でいいようだ。 3SK114の負荷はチョークだと軽すぎるらしく波形がバーストする。 抵抗負荷だと妙に平な波形になる。
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まだ、「教科書的AM変調を 少ないTRで実現できないか?」と、、まだ実験中だ。
過去記事。
昨日は雑誌回路通りにしてみたが、加算回路との違いが判り難いままだ。雑誌回路では乗算波形には至らない。
今日はG1⇔G2をチェンジした回路でトライ。
まったく波形はだめ。
試しにG1の電圧を0.008Vにまで下げてみたが改善されない.
G1⇔G2しても雑誌記載回路では動作点をずらしても、目的波形には届かない。「動作点が、、、、」で補正効く気配はない。
◇下の写真はAF信号を入力をstopし、99.5%変調のSSG信号をRF入力させたもの。教科書的波形が確認できるので計測方法はこれでよいと想う。
と闇の中に居る。
オイラはここに挙げたようにお馬鹿である。FA機械設計屋であるが、電機プロエンジニアではない。電機プロでないゆえに、実験で確認していくことを基本とする。その結果、data sheetの妖しいさに気つくこともある。
今の処、雑誌掲載回路では望む答えに到達しない?処まできた。
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トランジスタ回路の学習本に「差動回路」の理論説明と実回路が載っていた。 実回路通りにしたが波形はこの波形と同じ。式では乗算だが、波形結果は加算との差が確認できない。 波形から「1段の差動回路」or「加算回路」の判定はちょっと無理。
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結論的には、雑誌記載回路と3sk114では加算回路のままで、乗算にはならない。
乗算作動になる動作点が1点あるかも知れないが いつ出会えるか不明。、、3sk114で乗算回路構成は止めた。
ただしswitching用途のfetならば答えが違う可能性がある。
追記
「mc1496も負荷具合で乗算⇔加算」の2モードになることを実験で確認できた。