5球スーパーラジオ自作。実装の肝 その2。出力トランス

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その1(昨日)の続。

⑦電源トランス

仮に250Vもの高圧が出てくると下げるのに苦労するので、7極管がノイジーにならない電圧(180V~210V)のトランスをお薦めする。市販品ではこれが使い易い。

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ラジオ側でカソード抵抗電圧を実測し換算すると 計60mAには少し余裕がある。

6WC5 12mA. 6D6 10mA,6D6 10mA, 6Z-DH3A 2mA, 6Z-P1 12mA

◇夏季室内気温28度にて朝9時から夕刻6時までラジオを連続鳴らして、トランスの温度は48度前後。温度具合からすれば全く過負荷でない。

⑧出力トランス

写真のこれを使っているが、。

ラジオで使うと、共振点が可聴領域にある。400Hz前後で10dB以上 特性が持ち上がるので、それをかわす技が必要になる。 1次側にコンデンサーをつけて455kHz成分を吸収していることが要因だ。

専用検波管(6H6,6AL5等)を使うと上記コンデンサーは不要になる。 コンデンサー装着は複合管を採用する宿命とも云える。音色重視ならば専用検波管ラジオに辿り着くことは事実だ。

・RF成分が漏れて下流流出することは昭和20年代半ばからラジオ製作では公知の事実。刊行物が結構ある。理由も刊行物に明示されている。 もしも知らぬならば学習不足。

・「300Vほどの電圧で駆動すれば共振点がどうなるのか?」は興味あるが、 真空管ラジオがSN良い200V近傍では、C影響もあり残念ながらフラット特性では無い。

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上記写真のように7極管の+Bライン側にC+Rが入っている。 これ割合に効果ある。局発信号の電源ライン側流出に効果ある。この回路はオイラのオリジナル。雑誌等での既存回路にはこの回路は載っていない。

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発振防止にIFTの向き


YouTube: 自作6球スーパラジオ。 6BY6,6BD6,6BD6,6AL5,6688,6AQ5

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