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クライスラー(CRYSLER)のラジオS-106の続きです。
通電した。
①この電源トランスから生成される+B電圧と、各球への印加電圧のバランスをまず見る。
適正と想われる印加電圧になるまで、平滑回路のRを付け替えては、電圧測定をする。
使い慣れた電源トランス型式なら、この作業は不要。
+Bは210Vにした。6Z-P1の動作点は-10Vにした。この時のIPは10mAになった。
未知の電源トランスを載せる度に、結構な時間をこの作業に費やす。
②6W-C5のOSC具合をテスターで確認する。
g1抵抗の電圧を測る。12vレンジでみた。もう少しOSCが強いほうがgood。
6W-C5の元気がないと、テスター指針の振れが弱いので、良品/不良品を判別できる。
30Vレンジで測ると、下の写真のようになる。 レンジを切り替えると示す値が異なってくるので注意。(理由はわかりますよね)
概ね、30Vレンジで16~18v程度のosc具合にラジオは合わせている。
③
VRにAF信号を入れてみた。
普通に出てきた。
⑤
IFTを455khzにあわせた。
あとはトラッキング。
iftのグリッド線からの信号が飛んでいるので、注意深く作業をする。⇒明日実践
今日は、6wc5が1個 完全にNG
6Z-DH3Aの元気のないのが1個居た。 チェッカー良品を入手してはいるが、ST管NG品の発生頻度は極めて高い。