TELEVIAN Hi-Fi SUPERラジオ 「型式 6S-350」 のメンテナンス その4

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続きです

①6BA6のカソード抵抗は150Ωに換えた。

 7番ピンに0.1μFを吊り下げ、多少LOCALモード時での感度を上げた。

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②6BE6のSG抵抗は6.8KΩにした。

 これでSG電圧がようやく92Vくらいに上がった。感度からすればもう10Vほど掛けたい。

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★DXモードでもボボボと発振はしない。 もちろんLOCALモードでもOK。

もともとのIFT向きが正しくないのに加えて、メーカーサイドでのCとRの配置を真似したが、やはりメーカー配線を真似しちゃ拙かったな。メーカー配線がgoodではないことをまたまた体験した。

IFTをディチューンしてあったようだ。(最初の調整でコアが結構回った)

③NHKを受信した波形(DXモード)

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LOCALモードでは、ノイズしか聴こえないが、DXモードだとそこそこ聴こえる。

6BE6球を 取り替えたらDXモードでガツンと聴こえた。LOCALモードでも聴こえた。

付いていた6BE6がお疲れだった。

★6BA6のg3とカソードは結線してあった。 これは低いsg電圧でゲインを稼ぐ手法。

 オイラのIF2段ラジオでは、IF球のg3はグランドに落としてる。g3をカソードに結線してしまうと適正なsg電圧を見つけるのにはシビアすぎる。inner shieldならばグランドに落とす方がシールド効果は優れていると想うが、、、。 

★6BE6のSG抵抗が6BA6と共通。(5球スーパーでは標準) 。 これは感度を上げる手法。 avcの効きがよくなるらしいがオイラはAVC実験したことは無い。

別々の抵抗で2球に同じようにSG電圧を印加しても感度は低い。これは、己で実験すればわかる。

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アンテナ線は4mほどつけた。

平滑回路にケミコンを追加した。

DX⇔LOCALはSG入力で13dBの差。

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ウッドケースに戻して終了。

無事に鳴ったラジオでした。

★YAHOOで 

「アンテナ線が長いと発振するので、付属の2mアンテナで使ってください」って修理済みラジオが出されているのを幾度か見たことがある。先月も出品されていたな。

IFTの向きが正しくないと相が回って発振するからね。

yahooに出品するほど技術の高い方は、オイラのsiteみてもスキルupにはならないと想う。

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