★昨日は、山武さんの営業が来て技術相談を行ったのですが、
とてもよく知っている営業さんだったので、「さすが山武だ」とオイラは感動した。
同業他社のセンサーメーカーでは、
あそこまでの知識を持つ営業に、ここ20年以上遭遇したことがない。
性能を求めると、センサーは山武だよね。
FA業界では、ビギナー向けがとてもよく売れている日本だから、
後から来る国に抜かれるのは、とても自然だよね。
★「だれでも使える」ってのは、「水準を下げるベクトルしか生まない」から、
いい加減に気ついた方が、よいと想うよ。
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AMトランジスタラジオキット KIT-619です。
原回路でも動作しますが、ちょっと工夫が必要だったので、「それなりの経験が必要??」と想います。
腕に覚えのある方が、実力テストのつもりでトライされると、中々面白くて楽しめます。
★「どう対処したか?」を詳細に列記すると、「教えて君」が増える日本になりそうなので、
ささっとポイントをUPします。
①AF段は、波形が綺麗でないので、補正が必要です。
②IFTに抵抗でQダンプさせて、耳を悪くさせているので、対処します。
RFで10db強 耳を悪くさせている「意図」がありますので、それもクリアします。
③OSCの発振がBCバンドの上側で停止するので、 対処します。
オイラより腕のよい方が多いと想いますので、諸兄は、本稿を読み飛ばしてください。
↑正常なOSCの波形。受信周波数は1.72-0.465=1.255Mhzの計算になります。
↑あまり見慣れないこんな波形もありましたので、後学のためにUPします。
もちろん正常状態ではありません。
↑大雑把に、①、②、③の項目の対処できたので、NHKの放送を受信して動作確認します。
あとはトラッキングして、IFTからの回り込みを受けにくいように
IFTから離れた位置に、アンテナコイルが来るようにして終了です。
↑6TR-STDでのヘンリー値をみて、参考にします。
↑KIT-629では、アンテナコイルはこのあたりでこの数字です。
この位置だと、回り込みになって、軽度の再生式特有の音になってます。
↑端面から30mmあたりで、目標値になるように、ほどきます。
仮つけのCR類も、正規位置に付け直しします。
↑トラッキングして、終了です。
すでにNHKは聞えているので、バンドあわせと感度調整です。
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CK-606の記事をUPした頃の水準では、このキット製作は荷が重たかったですね。
真空管ラジオの自作で、多少はオイラの腕もあがったと想います。
このラジオキットも普通に動作できたので、OKです。(ちょっと工夫します)
「こりゃ面白い」と想って半田つけしていたオイラです。
部品レイアウトが、もう少し素直なら、、、、。と想ってました。
耳は1000円ラジオより良いです。6TR-STDと同じです。
以上製作記事でした。
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FM /AM ラジオキットを造りませんか? KIT-210
↑真空管2球ワイヤレスマイク(製作記事)