壊れたラジオ、チューナーのメンテナンスもしてます。
オイラのsiteに来られるかたは、オイラより経験豊富な方々が多い。
トランジスタラジオのAF部ではトランス結合がポピュラーなのは、ダイオード検波しきれないIF成分を増幅させないのも目的の一つ。 当然知っていますよね。
(「検波しきれないIF成分の除去」はST管5球スーパー時代から行なわれていますので、それを知らぬと恥ずかしいですね)
AF部をIC化する居りには、IFのヌケ成分をCUT OFFするように回路設計するのがもちろん基本。 これ以上述べなくもわかりますよね。
そうそう,
JI1N△Lからのリンクで来られた方へ、
本記事へのリンクは承諾しておりません。
「リンクフリーですが、記事にする折には、ご一報ください」
の日本語が理解できないお方のようですな。もう9ケ月経過しましたが、未だにこちらには連絡がありません。日本語が通じなくても日本に住める不思議ですな。
以上
さて、名言を拾った。
★今の中国人は、「高くても売れる良い物を作ろう」という気構えが薄い。似たようなモノが安く作れればその方が利口だと考えてしまう。日本人がそんな中国人の真似しちゃダメだ
web上で2番目に古い製作記事は、ここ。 多謝 web master殿。
それまでkm-88がweb上で取上げられることは1回あった。彼の記事をみてたオイラは、3番手です。
それ以外のお方の製作記事は 4番手以降。
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8石スーパーラジオキットです。
他励式のヘテロダインです。
トラブルも無く KM-88トラッキングしました。
感想は 「SP向けの通気穴がない」のが残念です。
で、放送を聞いてみると 音が歪んでいるのがわかります。
波形はこんな感じ。(歪んでますね。)
韓国や中国産のキットは、 波形に留意してましたが、
このKM-88は、日本製のラジオキットなので さほど留意しておらず
おじさんは とても反省しています。
普通に考えると
ダイオード検波⇒TR5⇒TR6⇒TR7,8 の構成は
スピーカーの許容INPUTを考えると豪華ですね。
「このラジオの設計思想」ではTR5であまりゲインを上げずに
TR6に信号を渡しています。
AF段の動作点、この周辺に歪む要因があります。
普通な音になるように、直します。改造と呼べば、改造ですが、元々がよくないので、、。
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TR5をパスして
ダイオード検波⇒TR6⇒TR7,8でも
TR6のゲインが多くて、おじさんは、もてあましました。
実施したのは、
R11を下げる。
C15を外す。
C16も外す。
R14とR16で ゲインを稼ぐ。 ← こんな流れです。
改善されました。↓(普通の音になりました)
抵抗値は書きませんので
自分の好みで 値を決めてください。
(値を記さないので、試してスキルUPしてください。値が読めるような写真はUPしておきます)
上記 対応で
音は普通に戻りました。
周波数変換⇒IF段でのゲインは十二分にあります。
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追記 2012/FEB/4↓
忘れないうちに、写真UPしておきます。
R15も時定数変更してあります。
R11、R14↑
R15、R16↑
ボビンのコア類は、振動で緩まぬように、
緩み留め処理をするのが、通常ですね。
★KM-88が鳴らせたなら、次のステップは、
①3バンドラジオ KIT-600⇒記事
②ARDF受信機 PJ-80 ⇒記事
③ダイレクトコンバージョン COMET40⇒記事
④単球再生式ラジオ 1RW-DX ⇒記事
⑤3球スーパーラジオ 3S-STD⇒記事
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①真空管2球ワイヤレスマイク(製作記事)
③超再生式FMチューナーキット DBR-402