松下のBBDが誌上にでたのは1977年刊行 ham journal no11。JA1BLV 関根OMの執筆による「フィード・フォワード型 リミッター・アンプ」。1976年ころからの発売。
凡そ47年まえの紹介になる。それ以降 エレキギター派も含め愛用されている松下のMN3000シリーズ。3000シリーズを起点として3100,3200シリーズが増えていく。3300シリーズで開発終了
セカンドライセンス品もでているが、無酸素銅を含めて素材が違うので音が違う。新光電気がリードフレーム製造でブンブン云わせていた頃のICは 音がよい。 これほんと。
BBDはbucket brigade deviceの略。1968年にF.I.J.Sangsterによる発明品。発明後55年経過している超古典技術でもある。
時間遅延させるので、clock generatorが必要になる。 clock generator内蔵の製品もある。
最初の製品が、MN3001。それ以降後続品がリリースされた。と紙カタログ(松下)に印刷されている。
stage数が増えると遅延時間は増える。 松下がこの分野での勝者。 64stageから4096stage.段数が増えると内部ノイズ値も上がるのでバランスを見てstage数を考える。
当初は下記のようにpnpベースの3001から3012。 好評なのでnpnへ移行3100 , 低い電圧でも動作する3200,3300へ続く。
1997年での製造流通品。 bbd1997_radio_kits_in_ja.pdfをダウンロード
電源電圧が正負どうか?で バリエーションが別れている。「generator + 目標遅延時間」で揃えるのが標準。「4096が必要ならば2048の2段」も検討。