自作 真空管  FMワイヤレスマイク 3号機(2球式)  その3 再掲

2013年1月15日 記事の再掲

「オイラに続いて真空管fm txをつくる者」 が出てこないですな。 電気工作は斜陽産業いりしたようだ。

90MHz帯で真空管使うと実装ノウハウが取得できるので、お薦めします。

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この続きです。

発振波形の確認です。

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↑普通に90Mhz帯で発振できています。

タップドセンターから+Bを供給してます。

リアクタンス管は、1号機、2号機の経験から6GU7がgoodなことが判っています。

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↑マイクアンプ部は、双3極管の直結ですので、

6AQ8でも6BK7でも手持ちの球でOKです。

6BK7⇔6AQ8のゲイン差は実測で1dbでした。

★マイクアンプ部のゲインは、6bk7の双極使いにして

「リアクタンス管無しで57db」

「リアクタンス管を装着して30db」でした。

後段球に吸い込まれてしまってゲイン不足になりました。(Ipが少ないと吸い込まれてアカン???ですね)。「3極管なので吸い込まれる」との理解が正着ぽい。

2号機は6EW6+6EW6で35db取れていたのですが、、、、、、、。

取り合えずリアクタンス管を浅いバイアスに、深い変調化して今回は対応しました。

もともとマイクアンプ部としてゲインは、60dbほど必要です。

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↑右がワイヤレスマイクに入れた波形。

左がラジオで受信した波形。(やや変しい波形は、ラジオに要因があります)

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↑当初、発振コイルとVRが近くて、シールド線に回り込んだので コイルをやや遠避けました。

ラインTRAPは3段なので、本機はACコードへ回り込みは回避できました。

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↑FMワイヤレスマイクの回路図

もう1球使ってマイクアンプ部は、60db近く確保した方がgoodです。

(直結を辞めてもOKですね)

150vの低電圧でも直結動作しましたが、 

初段球には0.6mA程度は流さないと音が細いです。

★最初、80Vの低電圧から直結回路で持ち上げていったのですが、ゲインは変化しませんでした。 その折、初段球はIp0.2mAでした。 音は細いです。

★電圧が低いと、Ipを流せないので、150v程度での直結回路はお薦めしにくいです。

★6GU7のOSC側は44Vに低くしてあります。

★AMのワイヤレスマイクよりは、リップルに敏感なので、それなりの電源回路にすることを

薦めます。

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以上、真空管式FMワイヤレスマイク3号機の記事でした。

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