昨日の自作ラジオ(6AW8 :レフレックス+再生式 )に通電しレフレックス動作の確認してみた。 NHK放送塔から20Kmほどの室内で聴いた音。島立ラジオ放送所は1kw出力。
球が元気なので やや帰還発振モード(高周波が戻っている感じ)になっている。VRを上げていくとスピーカー(0.5W 仕様品)は過入力で負けるのが判る。
1kw送信で20km先のこの環境ではこの程度。
YouTube: NHK第一 2023年8月20日 9時24分ごろ :自作 6AW8シングルラジオ
配線ミスはないようで音がでてきた。ワンポイントアースなのでハム音は非常に静かだ。
1,「正帰還(再生)を掛けるように 再生コイルの作成」に移行したい。
2,ややお疲れの球も探す。そうすると帰還ぽいのが取れる。
信号が充分な強さであれば、AF部は実測500mWていどでてくる。
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「 プリント基板でつくる真空管ラジオ 」で検索すると経緯、回路図等が判る。
通算494作目。
自分の手で真空管ラジオつくりをしていて、ず~と気になるのが「放送局側の音質が、60年前に比して下がっている????」
現行放送(D級? or E級?)を聞いても 音の伸びがない。ややつまり気味である。「どうしてかな?」と調べていったら昭和40年代半ばには、「D級アンプだと音質の伸びが欠ける。」「直線性がAB級より劣る」との国立大実験レポートPDFが落ちていた。
D級アンプをMAX POWERの40%程度で使えば 直線性はある。 「最大出力の40%で運用」とは、放送法免許交付されないだろう。 真空管出力のAM放送はもっと音色が良かったと、時々思い出す。