CW向けオーディオピークフィルター

 ヒトの耳は概ね120dBの強弱に対応している。NHKアナウンサーの音声は60dB程度に納まる見事な発声を習得している。
 
計測値130dBの音量が耳に届くと鼓膜が破れるヒトも生じる。三半規管への悪影響も生じるのでツンボになる可能性がグンと上がる。
 
効率のよいヘッドホンでは1mW入力させると90dB音圧にエネルギー変換される。(カタログを信じるとその結果になる)。ヘッドホン専用のオーディオフィルターであれば10mW出力で足りる。
 
1997年代以降の音楽ソースはコンプレッション加工されていて80dBくらいのダイナミックレンジに狭めてある。所謂貧相な音が流行っている。
オーケストラやMJQの音を聴きたいのであれば、70年、80年のレコードしかない。
 
 Continuous waveの略を CWと呼ぶ  、とされているが、CWでは連続(信号断はゼロ)になるので符号送信はむりなので ICWが正しい呼びだと思う。連続波は変調されていない搬送波なのでそのままでは復調は無理。つまり唸り発振器(BFO)を内蔵させたRXの登場になる。
 
 
 
 

 

CW向けフィルター

1, RFでフィルター通過させる方法

終段が球のTRXでは標準、使用周波数に比して帯域幅が狭いのでフィルター製造側の技術は要求される。オイラが中学時代にはこの方式のRX,TRXしか製造されていなかった。

CW時の群遅延特性は話題になっていない記憶。

 
 
 
 

2, AFでフィルター通過させる方法

・受信機SP出力端子から信号をもらっての後付けもできる。

・Qを上げた回路にするとリンキングが気になってくる。 ⇒ あえて低Qと相に着目した作例が米日 ハム雑誌で紹介されて好結果になっている(超高性能だが、日本では人気がない)。yahooに2021年出品されていたが不人気で2000円前後で決着してた。

ever599は ほぼ同じ回路で日本企業から製品化されcq誌にも感想がのっていた。回路原典は1970年usaらしい。

 
 
 
 
 
 
 
 この特性はRK-87の実測。耳ざわりになる高音側の減衰が良好。

Apf07_2

 
 
 
 
 
 
 

「過去公開が全くない回路のパッシブフィルター」を思いつき実測40dBほど減衰したので、 中心周波数がCRのどれに依存するか 某ソフトで走らせた結果。 こんな嘘解でるソフトで素晴らしいね。2018年に公開済み。

受動式回路(エネルギー供給レス回路) において、入力信号が50dBも増幅されるとのお告げだ。 特性からは「エネルギー増幅回路です」、増幅に対応するエネルギーはどこから注入されたのか???? 。   これを光の帯域で実現できりゃ、 人類が未開発であるところの光増幅が可能になる。  との夢をみさせてくれるお告げだ。

.

Apf03_2周波数センターの移動がCR等の相互関係に依存するので、既存のソフトでは解は無理。

しかし受動で40dB取れるのは魅力。

コメント(0)