日本製RFスピーチプロセッサーでは、歴史上 八重洲:FL-101のオプションが最も古く有名である。
それから遅れてKP-12,KP-60,KP-12Aとリリースされていった。実機をみると入力1.5mV近傍でフル動作する設定で出荷されている。
F=10.7MHzのRFスピーチプロセッサーはfiler type, non filterともに自作したので、今日は前回に続いて F=455kHzで実験してみた。
1、前回同様にne612でoscさせた。セラミックレゾネータなので弱めなosc波形にして綺麗な波形範囲で使う。
2, 前回mic-ampは741 ゲイン40dBでは ゲインがギリギリだったのでレールtoレールの6482にし65dBにしてみた。(10.7MHzでは25dBで足りていたが、設計周波数45MHzのne612では、この455kHzでは動作が苦しい)
3,ta7061apは10.7MHzでの使用に比して20dBほどゲインが取れてしまうので、そこは注意。
4, ne612のバランスはとれるようにした。取らずに動作させた場合との差はおおきくない。
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5dBほどの動作量にして 確認してみた。
復調NE612に 455kHz信号20mVほど入って復調max15mV.
YouTube: csb455でつくるRFスピーチプロセッサー :試作初回。
1,NE612でOSCしているが これをSA612にしたら発振停止した。 両者はPIN接続は同じでも互換性は低い。(自励発振条件は異なる)
2,OSC強度が70mV前後しかないが それでも1番ピンへ50mV程度のAF信号が必要。