・電子ボリューム ICでは かなり多種類が出ている。これを利用したマイクコンプレッサー回路も普通にある。
記憶では、松下のAN829は1973年ころのICだ。このAN829を使ったマイクコンプレッサーはAN829で検索すると製作記が見つかる。2019年5月のことだ。音色は落ち着いた大人感がただよう仕上がりになった。「製作当時はヒト声の正負のどちらで制御信号をつくるか?」までは知恵が廻らなかった。これが反省点。
・近年の製品にSA2159があり、120~130dBの可変量を持つデータシートになっている。レンジが広いので受信機側に使えそうだ。さてどこで扱っているか?
・電子ボリューム ICではないが データシートを信じるとMC1590もAF用として使え マイクコンプレッサーになる。日本語での製作例もある。 また同じ会社からMC3340がアッテネーターICとして出ている。これも英語製作例があり、日本語製作例は高名なTTT氏のsiteでみれる。
・外部からの制御受端子が出ている集積回路 例えばTA7045もコンプレッサーに使える。初期のOP AMPでも外部制御を考慮された製品が出ていた。
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・制御の時間遅れをきらって専用ICが出現し、概ね0.5msの遅れになっている。
・米国製のプロ用マイク入力機器ではOP AMPをベースに回路構成されている。時間遅れがかなり少なくて済む工夫が反映されている。
・使用デバイスで音が違う。好みの音のでるICを探す旅もある