レストア中の4台目。1月1日の状態。 ヒューズレス設計のkp-12.
YouTube: RFspeech processor KP-12 : all transistor model : checking state.
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ムギ球は新しくしてVRも直した。通電したら挙動が違う
YouTube:checking KP-12 state. but waving.
mic-amp あるいは リミッター部のトランジスタが半壊れてる。
出が安定してない。診ていくとmic-ampのバイパスコンが抜けていて500Hzではマイナスゲイン。 リミッター部はゲインゼロ。トランジスタ式AVRの電圧制御が追い付かず作動中に0.2Vほど揺れている。もともとの100Vトランスが設計マージンないようで、受電ランプを点灯させてギリギリ。後続LOTはケミコンを追加してあった理由が判明した。受電ランプは低消費品をいま探している。
よくありがちな通電on時に半導体がお亡くなりになったようだ。半導体の代替え品はないので、型番変更するとR値は全数見直しになる。
45年ほど前の基板なので、 加熱しなくてもパターンは剥がれるぽい(ピーリング強度の低下)。
パターンが綺麗なままでのリペアは無理。 固定抵抗は大丈夫か? と云われると45年経過したので全数の10%程度は統計上妖しい。(リペアするよりは 基板ごとRK-95v3に換装したほうが長期に安心である)
ヒューズレス設計なケンプロでした。