通電しながら処処の確認中。
YouTube: RFスピーチプロセッサーの試作中:リミッターTA7061の確認
入力端に0.6mVほどでTA7061にはおよそ100mV掛かる。 データシート上ではこの周波数では50dBほどの増幅度だ。15mV印加でリミッテイングはMAX作動になってもよいように思うが、。9V供給ではやや信号量不足らしい。
TA7061の出力側は150mVほど。波形はlimiterの波形そのもの。スパイク形状の塊だ。
復調デバイスのNE612にはオシロ読みで100mV掛かった。N612で歪まないレベルとしてはこの位だろう。復調後は25mV(VTVM読み)ほど、、とキャリア注入量はもう少し必要らしい。NE612でのプロダクト検波はやはりマイナスゲイン。
DSB生成のSL1641にaf130mV位掛かると歪だす。
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TA7061の外付抵抗を換えてみた。
・MIC IN 1mV時に出力波形はクリッピング通過波形になった。
・同じ抵抗値のまま入力を下げた。
MIC入力0.02mV時には TA7061はクリッピング動作中だ。 これより入力は下げられないのでクリッピングスタート点はもっと小信号時だ。
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・MIC AMPのゲインを確認。MIC-AMPとしては38dBほど。
・信号3mV時にはSL1641に75mVほど掛かるので、SL1641が歪み出す点より小信号だ。
・リミッタIC TA7061よりも遅くSL1641が歪みだすのがbetter.
、、と動作点を確認できた。
・COMP量は、MIC-AMP VRで行うが、信号を入れた波形から見ると6dBくらい効かせるのが良い。確かにKP-12の宣伝文句通りだ。
・KP-12より小信号でCOMP掛かりだす。
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今日のまとめ。
・ 「入力0.05mV時には TA7061APがすでに作動する設定」ができる。
・ 「KP-12では2mV入力時から作動する」ので、それよりは小信号で作動する。TA7061の味付けは本基板のR21で行なえる。KP-12Aでは390だが1K位がよいと思う。
・ 調整としてはSL1641の出側が歪み出す信号レベルで TA7061出力が歪むR21値を確認する。SL1641とTA7061が同時に歪むのがベスト。しかし現実は、TA7061がやや早めに歪む値にR21を決める。
・大信号時にはリミッテイングAMP部が最初に歪むのが良いので、上の調整は必須。
本基板 :RF スピーチプロセッサー は基板ナンバー RK-84 で領布。上級向けですね。