FDKの赤字考

富士通の子会社で東証2部上場の電池・電子部品メーカー「FDK」は、2020年3月期通期連結業績予想を下方修正し、当期純損益が20億円の赤字に陥る見通しを明らかにしました。10月28日の記事。

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この事案で何が拙いかと云うと2017年3月期、2018年3月期、2019年3月期、2020年3月期と全て赤字に至っていることだ。 この4期合算で71億円前後の赤字になる。

「収益改善の手立てが、従業員減らし(250人)」では、利発なエンジニアから逃げていく。結果、負のスパイラルに至る。リニア編集機の雄、小谷電気の凋落ぶりを見れば 負のスパイラルぶりが判る。

・スイッチング電源でのマーケットが取れないらしい。恐らく撤退するはず。

・記事には無いが、「材料製造ラインでのボタン押し要員」として派遣から3000人程度は来ていたはずだ。その何割かは仕事がなくなる。 

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FDKエンジニアリング:

FA屋にしては売上と人数のバランスがよくて、かなり黒字だろう。

写真をみると設計コンセプトは古い思想を引きずっているように思える。

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