基板化したダブルスーパーラジオの種類が増えてきたのでまとめてみた。大別して、人気のあるLA1600。そして66MHzで自励ラジオ作動するTDA1072,TDA1572の3種に分かれる。
・TDA1072,TDA1572の感度はLA1600より優れている。またAGCレンジもLA1600より随分と大きい。加えてSメーター対応と自作派には嬉しいデバイスだ。これを超えるICは日本製ではちょっとない。
・AGCレンジが広いラジオICとしてはTEA6200が知られている。TEA6200のIFに合ったキレの良いIFTの流通がないので、「それをどうしようか?」と思案中だ。
・LA1600,LA1135,LA1247においてはAGCモードに入る前の微弱信号受信時に、ゲイン過多でビート音が聞こえる。弱い信号を聴くにはさほど適してはいない。セラミックコンデンサーのレイアウトによっては帰還発振するとデータシートに公知されたSANYOのICすらある。これはSANYOの特徴かもしれない。TDA1072,TDA1572ではそのようなことは無いのでかなり助かる。
◇◇◇◇◇◇◇◇
ラジオICにLA1600を使った基板
① RK-57
② RK-60
◇◇◇◇◇◇◇◇
ラジオICにTA1072,TDA1572を使った基板
① RK-41
② RK-61
③ RK-71
***********************
***********************
この表示器も -455で表示する。
感度表 (プロダクト検波の基板もある)