8月23日の 再掲です。
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NE612式AM ワイヤレスマイク(RK-26)を水晶発振専用にした発展版でRK-65です。水晶はファンダからオーバートーンまで対応します。
50MHzでam生成できるdbmとしてはne612とs042pとで確認できています。
①
QRPのTX基板を興した。サイズは 74x43mm、300mWほどでこのサイズ。
②
実装した。
③
50.62MHzの水晶振動子を載せてoscさせた。
④
50620.000に調整した。
⑤
50MHz AM 波形
・7MHz AM.
⑥
FINALは回路図記載の半導体で80mAは流れます。out-put 300mW程度のQRP-TXとして手頃な基板サイズです。 パターン幅としては1アンペア流せますので、buffer とfinalの石次第で出力は大幅に変わります。2sc2851も載ります。
・回路図は9V用3端子ICにしてありますが、15VをFINALに掛ける場合:
+Bは「3端子IC ⇒ 抵抗 ⇒NE612」になっていますので、3端子ICを15v用にした場合には抵抗値を上げてNE612焼損から逃げてください。
・回路図をみて「3端子ICを経由せずにbuffer,finalに電源電圧15vをかけることができる」と判る方も多数居られると思います。その通りです。自分の頭で思考できる方向けに基板化しています。
・繰り返しますが出力は石次第(放熱含む) です。(100mA程度は流してください)
後段にはJA1FG 梶井OM推奨のマッチング回路を入れてください。
基板ナンバー RK-65です。この8月24日から領布します。3.5~50MHzのAM 送信基板です。
ノウハウとして:流通しているcrystalを2sc1906でoscさせるとcob不足のようで刻印数値より上でoscします。cob不足分として3~6pfほど追加する必要があります。或いは2.5vほどの低圧でoscさせてください。その辺りは経験者ならば既知だと思います。
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・似たデバイスでNJM2594があるメーカーからリリースされていますが、SPECと現実との乖離が大きいメーカーのひとつですのでトライしていません。canパッケージ時代にあった流通品との差がほぼ無いようですので、実験すら行っていません。違いはサイズだけのようにこの瞬間は思っています。
・JRCの3端子レギュレーターはノイズ多々でラジオでは使えない実績がありますし、 NJM2783でもチャンピオンデータと現実の乖離がありました。
・エンジニアにとってSPECと実品とのギャップが大きい事が設計上最も困惑する。只それだけです。