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通勤で使用中の車両がたまたま車検で、車検整備中にてTOYOTAから代車が出た。
トヨタ ヴィッツのハイブリッドタイプに昨日から載っている。
頭上のオーバーヘッド コンソール(OHC)は見覚えがものすごくあった。 このOHC検査装置を設計・製作したのはオイラだ。設備の納入先からは量産車向け「廉価なオーバーヘッド コンソール」と説明があり、ボタン押しをサーボでやらせたり、シリンダーで行ったりする検査機械だ。コードネームはOHC△△と△に数字が入るので、外部者には どの車種か不明だ。
ボタンが固いと押し力が必要なので、組み付け不良は判り易い。
向こうから出てきた仕様書に「押す力」の値の明示が無かったので、お尋ねしたら答えは無かった。 装置を使う側の人間が、肝心な値を知らないまま仕様書作成し下請けにやらせる構図だ。 そういう会社だと理解した。
さて、オイラの設計・製作による検査装置を合格した製品(トヨタ)とお会いできた。
で、ABSセンサーからのリニア信号をどう処理するかで、雪道の停止距離の長短がきまる。トヨタは味付けが奇怪しい。ABS無車より、制動距離が5割ほど延びる。タイヤがグリップしているにも関わらずABSが作動する。これ,ソフト開発者は雪国生まれでないね。
トヨタへ検査装置を設計製作しているオッサンの正直な感想です。 発注者よりも詳細な知識が求められる分野です。