真空管でも12V作動しトランスミッターになる。基板ナンバー RK-09。
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先日の実験のように、「乗算モードと 加算モード」の2モードで作動できるMC1496で、AM トランスミッターを自作した。 とある真空管ラジオの音を確認しつつ半田した。
AM変調方法の一つとしてこのような方法もある。
変調トランスのような周波数特性を悪化させるものが無いので、可聴周波数特性は至って良好。
アンテナマッチング用コイルスペースもある。
通電前にVR3,VR4は3.3K~4K程度に合わせておく。
1,先ずOSC確認をする。
2,OKならばMIC回路にAF信号を入れMIC-AMP部のゲインを合わせる。目安はVR1出側0.12V近傍でクリップするようにR8を合わせる。 MIC-AMP部のゲインはMAX50dBはあるので5~7mV信号INで130mV出にするのがお薦め。
3, VR3,VR4を触って波形を合わせる。
4、取り分け上下のバランスに注意。
textに記載のような綺麗な変調波形だ。
5、飛んだ波形をラジオで確認。「5mV入れると過変調になる」ように合わせた例。
動画にした。
YouTube: AM transmitter ,useing mc1496.
MC1496を使ったAM トランスミッター基板がまとまった。
RFは2段あるので軽い動作にしてある。20cmの電線で1m飛んだのでほどよい強さだと想う。
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通算242作例。
「基板ナンバー RK-13」にて領布開始。
調整点があるので上級者むけの基板になった。
2018年5月20日追記
Amatuure radio用に AM エキサイター基板を興した。このように7MHzで動作確認した。
DSB回路とAM回路では形は同じで抵抗値が少し異なる。 AMエキサイターではあるがDSBエキサイターでもある。 DSBでは搬送波の適正注入レベルがデータシートに記載されている。
ダイレクトコンバージョン受信機の調整道具として、このAMエキサイター基板を興した目的も含まれている。