以下、再掲。
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信州 上高地入口の奈川地域にサクラマスの産卵が確認されている河川区域がある。この河川では梓湖から7.5kmだけの区間に生息する魚族だ。
ここは国土交通省が充分な討議を漁協・地域住民と進めながら魚道を作った。およそ10年近く討議期間があった。 その結果、サクラマスの産卵も多数確認されて、魚類保護の観点でいまや禁漁区になっている。
魚道の工事写真。
この金原砂防堰堤に穴を開けて、水力発電を行なう民間事業計画が進んでいる。詳細はこれ。開発行為の詳細。県庁からの広報情報。
◇まず河川開発のために民間業者がグリーンコープと共同出資で新会社を設立。
◇民間業者の代表者が「松本市と連携」と5月2日に公知済み。
◇松本市某支所(公務員)が、彼ら(民間業者)をサポートとこのように公知。
これは地方公務員法30条明記の「全体の奉仕者」でなく、「特定業者の奉仕者」になるだろう。公務員からの広報で民間企業を肖像写真入りで宣伝する行為は、松本市では合法らしい。掛かる案件での先例をお尋ねしたら、回答なしだった。
左様な行為が合法との規定(条例)は無いことを長野県庁にはオイラ確認している。
◇民間業者が松本市職員と飲食次第を6月19日に宣伝公知。酒瓶まで映っている。これは倫理規定では「やっちゃ駄目」の行為と明記されている。(下の写真はplanning 会社の公式face bookに公知宣伝されていたよ)
ここまでが一連の経緯だ。写真を見てもお名前などはオイラには判らんなあ。
planning 会社のHome page 8月25日頃から リニューアル??らしい。12月6日に復活していた。
◇民間業者が連携を明言→市職員との飲食次第を宣伝:いまここ。
市職員も民間企業をサポートしますと広報宣伝。:いまここ。
◇着手されると金原砂防堰堤直下水量は減少し、サクラマスはどう生きればよいのか? サクラマスの産卵区域で河川流量の7~8割を発電に利水する。産卵区域に流れるのは2~3割だ。 この流速で産卵できるのか?
グリーンコープさんによれば「原発のない社会を目指」してと明記ある。 しかし魚類保護の観点はとても希薄のように外部からは見える。
生協活動が、稀有な魚類にトドメを刺す河川開発行為と整合するのか? この点でお問い合わせしたが返事は未だない。 この産卵区域の河川開発行為計画を組合員には公知していないようでもある。
上記は、2017年9月7日 時点での情報である。
河川開発してサクラマスにトドメを刺すのだろうか?
9月11日。
ご連絡を貰った。 河川開発行為については触れていない返事をもらった。従って開発行為は継続するようだ。
「サクラマスにトドメを刺すグリーンコープ」と地元(上高地)では思うだろうな。
非合法活動する民間企業に出資した「グリーンコープ」さんのコンプライアンスはどうなの?