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回路図はここです。
昨日上げておいたがheptode管の7Q7は外国語の大きなSHOPではもう在庫ゼロ。かなりマイナーSHOPには有ったが、こっちはjapなのでusedをNOSと売ることもあるだろう。 表向きは平等のようだが、japと揶揄されているjapaneseなのでnosで届くかどうか?。
さて、手持ち7Q7(周波数変換)の最後になる。
FMラジオを自作しないのは、調整していくと「DET-IFTのコア位置が日々違う」ことを体験しているからだ。 オイラの耳で聞いてもズレが分かる。音に対して関心が弱いと気つかないレベルだが、確実に日々音が違う。 これは、こういうスピーカーで音楽を聴くことを実践しているからだと想う。長野県の松本~小谷のエリアでは、このスピーカーは1組だけだ。1組で600万(税別)だから「音の違いが判るマニア」が手にいれるだけだろう。幸いにしてそれを置いてある喫茶店が近いので時折、お茶飲みに行く。 田舎すぎて、「JBLが聴こえる店」には登録がない。
真空管ラジオは、「AF部で高域カットされた通信向けの音」と言うのはご存知だと想う。そのラジオの外部入力に音源を繋いで付属スピーカーで鳴らすことは、「Hi-Fi音を楽しむ」とは為らぬ。加えてハム音(ブーン音)が聴こえてくるとがっかりもするだろう。
真空管ラジオの製作思想は、ブーン音が弱いこと。出来れば聴こえないこと。
YouTube: 真空管ラジオのブーン音はどこまで小さくなるか?
上の動画程度のハム音になる。確か残留ノイズは0.7mV。
ロクタル管ラジオ1号機、2号機、3号機はそれぞれ0.3mV程度なので、動画の半分のブーン音。
参考のために、トランスレスラジオでの標準的ハム音も上げておく。
上の動画よりブーン音が強いなら、治すことをお薦めする。
3端子レギュレーターが電波ノイズ源になることを数回経験してきたので、一貫して乾電池でLED表示をさせてきた。ここで電波ノイズ源にならないデバイスを入手し確認できたので、実装してみる。
①残留ノイズ。
VTVMでVRを絞ってのSP端値を読む。 0.3mV程度。上の動画より雑音が小さい。
「ノイズを少なくする配線のコツ」がある。そんな当然すぎることは、雑誌には載っていない。
マジックアイもOK.
上のLED表示器は、過去記事のようにオイラが基板を興し、実装した。
7Q7,7A7,7A7,7C6,7C5の構成。
まとめ。
本器も残留ノイズが小さい。「ロクタル管ラジオでは残留ノイズが小さい」と言い切ってよいだろう。その結果SN比は良い方向に傾く。
音色もよいのでaudio系に使われる理由も納得できる。
中古の球もほぼ無いのでNOSで揃えることになるだろうが、球代がST管ラジオをNOSで揃えるより高い。
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以上、通算210作例目。
自作した真空管ラジオでは95台目。
2017年の3台目。ロクタル管ラジオは7Q7のストックが無いので終了。
再生式ラジオを半年振りにつくろう。