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RF~AFまでGT管で揃うようと思いつく時に、やや熟慮したいのは「検波管」とその周辺だ。
①6SQ7のようにIPを0.5mAも流すと音が歪んでしまう球では、音の力強さとは遠い受信音になってしまう。IPが少ないと音が至って華奢に聴こえることは、真空管ワイヤレスマイクで幾度も体験してきた。
その6SQ7よりも良い音色なのが6AQ7。 オイラは0.9mA~1.1mAで使うようにはしている。偶々購入できた。
2極管検波能率は、既記事に書いてある。古書には能率%グラフ表示されているので一読をお薦めする。当然検波しきれないIF成分が信号ラインに重畳しているのでAVCラインの線材配線ルートにはやや気つかう。AVCラインから飛んで受信系に入らぬようにする。 飛び込ませて発振気味にさせることは比較的簡単だ。
② ポータブル・ラジオのページさんの「3バンド5球スーパー」に使用例があるが、6AL7を購入した。 実物は初めてなので、すこしばかり見惚れていた。貴重な球なので使わずに大切にしたい。
小柄だが、丈は6H6よりやや大きい。