去年、GT管の2バンドラジオを自作した。
今年はデジタル表示での2バンドを目指す。
GT管ラジオは10台近く自作したが、検波しきれないIF成分にはやや苦労する。
いつものGT管5球ラジオに短波を追加したのを自作した。
右のつまみが「BC⇔短波」の切り替え。
ヘテロダイン検波 ⇒ 6SA7
1st IF ⇒ 6SK7
2nd IF ⇒ 6SD7
第二検波 ⇒ 6SQ7
1st AF ⇒ 6SQ7
2nd AF ⇒ 6V6
写真のように局発コイルが2個。 赤コアはBC帯用。ラジオ少年のOSC-220。
左のOSCコイルが短波用。 このコイルはこの時に用いたOSCコイル。
前回は、コイル配置が拙くてOSCしてくれなかったので、本機はやや配置に注意した。
局発は配置と配線引きまわしで良くも悪くもなるので、回数を重ねて体得するしかないなあ。
まず、BC帯を調整。
その後に短波を触る。
OSC具合をオシロの波形で確認した。
上の写真が最低発振周波数。 455Khzを引くひくと4.5Mhz近傍になる。
ラジオ用のデジタル周波数カウンターの入力端でオシロ計測している。仕様によれば0.2V印加すればカウンター計測する。
やはり配置を変えればOSCした。なんとなくベターな「OSCコイルの配置位置」を掴みかけている。
上は12Mhz近傍なので455kHZを引くと11.5Mhz前後になる。
そう、受信は4.5~11.5Mhzになる。9R59の目盛りのCバンドにだいたい合わせてみた。
微調整がないとゼロインに苦しいかも??
これから、短波のアンテナコイルを手巻きする。
***********************************
続きます。