真空管ラジオの製作  中波MT管他励式6球ラジオ その1  

インターネットが普及したお陰で、「エア電子工作」が流行っているようだ。

「エアギターの時代」になるのに伴い,

「電子工作の製作記事を閲覧して製作したつもりになる」のがエア電子工作と規定されているのをオイラは見た。

製作のノウハウってのは重要な情報である。しかし、只同然で見れるようになると情報の対価が失われる。また間違った方向に流れると、「モノ造りのエンジニアを軽視する」ようになる。今の日本が、まさにその状態だ。Sonyも技術者を真っ先に斬ったよね。だから無配当になった。

エア電子工作が好きな方向けにUPしているつもりは無いので、悪しからず。

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先般、

他励式 BC帯6球スーパーラジオ 6GH8」は 

置き場に困ってYAHOOに出品してしまった。中国製IFTのIF漏れも想ったより少なくて良好だった。

6BY6や6BE6などの7極管を使ったラジオは、BC帯で聴いていてもコンバータノイズが多い。

エア電子工作派にはわかりえない実体験の話で恐縮する。

50年代の本を読むと真空管の内部雑音を数値化した計算式がある。恐らく、WEB上にもあると想う。

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IFTの中を見て、「PB表記が天側 or 地側」の確認をする。

家電メーカーの三洋なので、ナショナルと同じく「PB表記が地側」になっていた。

「どの向きで使うのか?」は、「真空管用455Khz IFTでの疑問」を参照。

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シャーシは、リードのS7。黒くしてみた。下地にミッチャクロンは塗布した。

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IF球はセミリモートの3極管にしようとも想ったが、手持ち球数が多くないので見送り。

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6BZ7

6BD6 x2

6AL5,

6HM5,6AR5

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AFのゲインは、SP端でのVTVM読みで20dB丁度。

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IFTのFreq合わせ中。

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S/N 10dBが取れる程度のSGのOUTは大体22dBくらい。(シールドBOX環境ではない)

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他励式なので注入量を確認中。

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今日は、オイラにとって新しい発見があった。

「発振回路っては、発振強度を維持させるための回路」と2年ぐらい前にUPしたが、

発振の切っ掛け」は、やはり奥が深い。

トランジスタ式だと割合に簡単なのだが、真空管は熱で暖まるゆえにコールドスタート時と

それなり温度時では切っ掛け条件が違う。

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続きます

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