他励式真空管ラジオの続きです。
webを見ても中波帯で「他励式の真空管ラジオ」の製作記事は少ない。
だが欧州の市販ラジオでは、FM/AM の2バンド真空管ラジオだと結構他励式がある。
双3極管でOSCさせることは簡単だが、
「注入量と耳との関係」 「発振強度とOSCコイルの関係」「発振の切っ掛けと残留ノイズの関係」があって、技術面ではかなり楽しめる。
6BE6のラジオに飽きた方は、他励式の中波帯真空管ラジオを手掛けると面白いですよ。
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テストループでSG信号を飛ばして、トラッキング中。
トラッキングが済んだので、
VRを絞ってのVTVM値を読む。(所謂 残留ノイズ)
1mVレンジで読んでいるので、0.35mVくらいらしい。かなり低い。
局発のモレが重畳しているのが判る。
残留ノイズは1st AF、2nd AFの球に結構、依存する。
OSC球には+Bは30Vも供給すれば足りる。
「発振の維持用コンデンサー」が大きいとガラス管?の共振した音がコールドスタート時に聴こえるので、容量はほどほどに、、。
あとは、ダイヤル指針をつけて終了
ノウハウは文字にしない。写真で上げておく。自作派ならわかると想う。
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以上、第108台目の製作記事でした。