真空管ラジオの製作  中波&短波 2バンド GT管ラジオ その7 短波 局発コイル

続きです。

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いよいよ 短波側のトライです。

プーリーに糸掛けしました。

短波OSCコイルは ここにあるように、このボビンを利用します。

巻き数は、24~25ターン。タップ位置は、下側から3ターンです。

OSCコイルは、使うバリコンに依存するので、適宜計算してください。

①通電したら波形が出たので一安心。

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②短波はSHバンドにしたので、バンド上限です。

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③RITが効いていますが、3.54MHZのSG信号。

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もう少しさげればOKですね。

④微調整のVR(バリキャップ可変)をつけたので,測ってみた。

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右下のVRの170°位の可変範囲で20Khzになるようにバリキャップへの印加電圧を合わせた。

メインツマミが7Mhz近傍で、実測100khz/40°くらいなので、微調はこのくらいでokだと想う。

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⑤トラッキングも終了した本機。

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ヘテロダイン検波  6SA7

1st IF    6SD7    Sg電圧60v  バイアス1.1v

2nd IF    6SD7    Sg電圧60v  バイアス0.8v

検波    6H6

1st AF    6J5      バイアス1.5v

2nd AF   6V6       バイアス7v

つくる度に想うのだがGT管のラジオは、MT管とは異なる音がする。

GT管の音の方が心地よく聞こえてくる。

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088局発コイルが2本 見えてますね。

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以上

第107作品目の製作記事でした。

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