オークションでFM,SW,BCの3バンド真空管ラジオが出ていたので、
少し質問したのだが、3日経つのにいまだに回答がない。
田舎住まいのオイラの質問には回答してくれない。仕方ないなあ、、、。
このラジオ、オイラも持っているが、意外にハム音が強いので要改造。
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その1の続きです。
通電してみた。波形は出たが綺麗でない。音も軽微な発振ぎみな音。
いつものLA1050ラジオと違うので、 ???状態。
症状は、
①SP線をバーアンテナに近づけると発振する。
②VTVMの測定ケーブル線をSP端に接続すると、ピーギャーする。
これは、「検波しきれない高周波がそのままAF 段で増幅されている」イメージ。
改めて、LM386の規格表を見た。
眺めてみたら、このICはBC帯でも そこそこゲインがありますね。
オーディオアンプICなのに500Khzで20dB。1Mhzでも10dB取れる。
そりゃ、SP線をアンテナに近つけたらピーピー言うわな、。
LA1050(LMF501)のOUT側には、検波しきれなかった高周波をグランドに逃がすように小容量Cが通常は入っていますね。
上の写真のように、発振あり。
バリキャップの向きを間違えていたので、修正。
★推奨のCRだとBC帯の可変範囲が900Khzしかとれなかったので、あと200Khzを確保する必要がある。
バリキャップ印加用の定電圧ダイオードは7.5Vにした。
最低印加電圧が1.5vくらいになるように VR下流の4.7kΩを減らす。
BC帯用の470pfも330PF+22PFに減らし、⊿Fの範囲を広げた。
あとはバーアンテナのLと, それにCをパラ付けでBC帯にあわせる。
LA1050のOUTに102を吊り下げて、見慣れた波形にした。
これでLA1050らしい音で聴くことができる。
★次に短波を確認する。
バンド下限は、5.25Mhz。
バンド上限は8.94Mhz。
あとは、普通にIFTを合わせて、雑誌のように耳も合わせる。
手軽に短波が聴こえるラジオを作れるので、お薦めできる。
前記のように本はまだ手に入るようなので、本だけでも入手しておいたほうが良い。
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以上、第103目(完成)の製作記事でした。