★局発コイルの検討をしてみます。
前回の他励式スーパーヘテロダインでは、
「TR用OSCコイル」のを巻きなおし改造して使いました。
OSCバリコン容量が120PFなので 、OSCコイルは210μH近傍になります。
ラジオ少年さんのoscコイルは、下の写真の通りです。
素でTR用OSCコイルは
上の写真のように550μH前後はありそうです。
概ね、巻き数を半分以下にすれば220μH近傍になりそうですね。
で前回は55cm長巻きましたね。
★今回は、サトー電気さんから購入したボビンを使ってみます。
上の写真のように、接着材でダンベル型コアを固定します。
線材は0.1mmです。
★試しに55cm巻いてみました。
上の写真のように110μHです。
★インダクタンスが足らないので、 90cm巻いてみました。
まだ、不足してます。
★キャップを、IFT用の白色に変えたら、インダクンス出てきました。
赤キャップでもインダクタンスでました。 キャップ高さが同じでないので、回していったら
300μHまでは届きました。
★インダクタンスが足りたので、基板に載せました。
★バーアンテナも手巻きします。
アンテナバリコンが290PFなので、必要インダクタンスは290μH近傍になります。
概ねコイル長は、42mm~45mmになります。
長めに巻いて、通電させて解く方向であわせます。
★TOP VIEW
通電は、リフレッシュ後です。
実装上のノウハウをひとつ。
以前にも記したが、
IF段のプレート負荷(IFT側)とSG抵抗は並べない方がゲインが取れる。
上の写真のように、SG抵抗(240KΩ)とプレート負荷線が並んでいると耳がよく無い。
見た目はスマートだが、受信性能としては△。
その理由は、2つのラインが並ぶことにより、プレート側からみてC負荷が多く発生するから。
その分、折角のエネルギーがコイルに伝わりにくくなるから。
感度がほしい場合は、SG抵抗の引き回しに注意されたし。
耳がほしい場合は、下の写真のように引き回す。
プレート負荷線とSGラインを直行させる。
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