この土曜も仕事。 3S-STDの改造の続きです。
ディスチャージ用抵抗を付け忘れていた。
9ピンソケットには、「IF増幅+2極管検波」ができる球を載せます。
写真のように、2極管部での検波は、
信号ラインとAVCラインは別々にするほうがgoodです。
球は複合管のEBF80。5極+2極+2極。 5極部はバリミュー。
「IFの終段用の球」ってことですね。 規格表では、2200μモー。6BD6と同じイメージです。
いままでのIF球が、6DK6(9800μモー)なので概ね1/4くらいに増幅度はさがります。
マイナス10db程度は覚悟で載せてみます。
★今宵は通電してみた。信号ラインは、ALL TUBEになった音を聞いた。
EBF80は、ややノッポさんです。
★本来ならば、2極管検波する球にトランスからのヒーター線のfirst pointを持ってくるのが
正しいのですが、 本機はそうなっていないので ヒーターハムで信号が揺れてます。
★EBF80の使い方も判ったので、 これは終了。
オイラの環境だと2200μモーの1段IFでは耳がやや苦しい
自作機にEBF80を載せてみるつもり。⇒ラジオつくりました。
★IF球を換えたら、バーアンテナの感度ピーク位置も6mmほどずれた。
★3S-STDを2極管検波で聴いて、信号ラインのALL TUBE化したい方は、
このEBF80かEBF89,6DC8を使ってください。
EBF80は6BD6,
6DC8は6BA6と同じμモーです。追実験される方には、6DC8をお薦めします。
先日9ピンソケットに換装したので、
配線を換えてEBF80の代わりにバリミューの6JD6を載せてみたいと想った。
6JD6はピンアサインが9PMなので、6JC6も6KT6も載る。載せ換えて遊べます。
6JD6は14000μモー。
IFTの同調を追っていくと、コアをこれだけ抜いてもピークにならない。
仕方ないので、IFTを解体して同調用コンデンサーの容量を減らすことにした。
左がラジオ少年製。コアがしっかり抜けている。
右が手持ちの455Khz用IFT。
手持ちのIFTでコンデンサーを150pF⇒100pFにしてみた。
コアが抜けきることもなく、同調はgood。球はバリミューの6KT6
この6KT6は規格表で18,000μモー。
上のEBF80より7倍ほどゲインが取れてるはず。
ハイミュー球を使ってみたい方には お薦めします。
AVCの配線で留意することは、AVCのCとRはなるべく上流側に近づけないこと。
高周波成分が回るので、注意。
6BY6(6BE6)のSG電圧の余裕があるので、もう少し耳をよくしてみたい。
球の構成は、6BY6⇒6KT6⇒6EH8