「AMは正常だけど、FMは鳴らない」からジャンクとのことで入手した。
YAMAHAのチューナーです。型式は、CT-R1。
オシロをつないで波形確認です。AMは 放送が聞える。
FMは放送局は聞えないが、検波以降は動作しているのが耳でもわかる。
FMの波形↑。
SGから信号を入れてみた。↑このFreqで波形が綺麗だった。
IF以降は正常ぽい。
FM帯の信号を入れると、フロントエンドから30dbほど弱くなってでてきた。
減衰されてでてきたので、 半導体が壊れているんだろう、、。
FM帯は、4連バリコンです。
パターン面が不自然に汚い。????と想ってしまった。
メーター周辺のトランジスタがごっそり交換してあった。さて、どういうことだろう??
でもね、壊れているのはフロントエンドなのね。
この中の半導体が怪しいのです。
3個半導体が居た。其々の型式をノートに書き留める。
ネジを紛失すると苦しいので、テープで固定。
半導体を手配してみるが、若松さんならあるかな?
このシャーシとバリコノを使って「真空管FMチューナー」も一考ですね。
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AM帯は、他励式?混合でIFは2段。
セラミックフィルターが1個 入ってます。IFTを使ってないのです。
このチューナーさん、AMの耳は6石トランジスタラジオより落ちます。
いまのところTX-40の方がAMよく聞えます。
バリコン⇔バーアンテナが遠くて、耳が悪くなってます。
バリコン⇔バーアンテナの距離は重要です。
これだけ遠いと、経験上15dbくらい失っていると推測される。