この続きです。
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挙動がおかしいのでいろいろと確認してました。
発振の切っ掛け用コンデンサーを付け忘れていた。
①簡便なのでデジタルテスターを用いることが多いのですが、
どうもデジタルテスターの+B表示が正しくなかったようで、
改めて6BE6に掛かる+Bが180V前後になるように、平滑回路の抵抗値を減した。
6BE6のSGは+85V前後に合わせた。
平滑回路は
500+470+330+820+470≒2.5KΩ
②SGから信号を入れてみた。
普通にでた。
③VRを絞ってのSP端での波形。
今回は、1.5mVくらい。
「6AQ5を用いた割には、静か」
いままでは6AQ5だと2mV位だったので、今回は静かなラジオだ。
④バーアンテナは換えた。おじさんの環境ではこの位長くないとつらい。
球の構成
ヘテロダイン検波 6BY6(4mhチョーク 非同調負荷)
1st IF 6BD6 ー0.7V バイアス
2nd IF 6BD6 ー0.9V バイアス
3nd IF 6BD6 ー2.0V バイアス
検波 ゲルマニウムダイオードの倍電圧
1st AF 6HA5 ー1.6V バイアス
2nd AF 6AQ5 ー16.2V バイアス
★1st AFに3極管の6HA5を使った。この球の音は、6AV6よりも明るい。
★IF段のSG電圧は、発振しない程度まで上げるのが、耳の点でベター。
IFTと球のレイアウト具合で、毎回SG電圧は異なるので、良い電圧に合わせる。
バーアンテナ周りでもう少し耳UPできそうなので、追い込み中。
2013年10月20日17:05追記
以前にも何度かUPしてあるんだけども
バーアンテナとバリコンの位置関係は重要です。
お互いが遠いと耳が悪いですね。
両者の関係の重要さが、ラジオ教科書には載っているかは、
オイラはお馬鹿なので知りません。
実装時のノウハウですので、試してみてください。
当初より20mm持ち上げました。
⇒バーアンテナのコイルは持ち上げる前よりも
外へ8mmほど出して感度ピークになりました。
シャーシからは離れた方が、耳がよくなる理由は分りますよね。
今回はかなり良い位置にバーアンテナを置くことが出来ました。
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6BE6の局発の漏れが少しSP端にでてくるのが気になりますが、
音は明るくて 良いラジオにまとまりました。
以上、製作記事でした。