ラジオキットではありませんが、「AMワイヤレスマイクのキット」です。
CQ誌の 「だれでもできる電波通信実験」の生基板を2枚 秋月から購入しました。
製作してみました。この基板、AM変調のワイヤレスマイクで遊べます。
なかなか面白いです。
だれでもできると言われても、
オイラはお馬鹿ですから、、、、、。
何故って?
①mVとdBVを同じ単位として、「マイナス600デシベルボルト」とタッチパネルに表示させていたソフト屋さんに、「間違っているよ」と教えはじめたら、 逆に怒られてしまった。
彼ら曰く、同じ単位だそうです。
②「3端子レギュレータってのは、ダイオードのことです」って、今の会社で言われた。
③図面表記に「糸面取り」って、記したら、「C1かC5か?? 数字を書け」と指示された。
④英語表記で、加工原点をOrigin(オリジン)って書いたら、
原点はBase holeだから書き直せと指示された。
★ そんな訳で、会社での技術常識を知らないオイラはお馬鹿です
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こんなお馬鹿にも、造れるのであろうか???
部品キットも過去にはあったようですが、オイラが先日頼んだ時には、生基板と記事雑誌だけでした。
雑誌を手にいれないと、使われている部品が判らないので、まず雑誌と基板を買いました。
その後、パーツ調達です。
↑実装中。
ICは、ソケット利用。 ムラタさんのコンデンサーも買いました。
この春にルネサンスから、ピンポイントで小諸工場を手にいれたムラタさんは、
目利きだとオイラ感心してます。ええ、ピンポイントぶりが見事です。
オイラの同級も日立の小諸工場に居たけど、どうしているのやら、、。
6Mhzを1/4分周して1500Khzを造っているので、製作記事ではFCZコイルの1.9Mhzを使っていますが、ご存知のようにFCZコイルは入手困難です。
通販に頼る田舎住まいですので、同調コイルは1.5Mhzに合うものを探します。
↑OSCコイルを利用します。
TR用局発コイルをばらした処。(10mm角タイプ)
素で30pf+OSCコイルで1500Khz付近に合うことを確認しました。
トランジスタ用OSCコイルは、センタータップでない上に、2次側の巻き数が少ないので、
巻きなおして使います。
★TR側は、もとの線材を使います。⇒タップまでの短い方は捨てました。
アンテナ側は、0.1mm線を35cm巻きました。
↑2次側を測ると、こんな数字でした。(1次側は写真忘れですが、0.200mHの値でした)
で、オシロで1/4分周の波形確認します。
↑1/4分周の波形。 Vcc5Vで、発振電位が4.65Vくらいなら
矩形波の下側は0.15~0.2Vくらいの電位になりますね。
このDC波形をそのまま、トランジスタに入れます。
↑アンテナ端での波形は、こうなります。(当たり前ですね),
搬送波なので音に無縁と言われても、、う~ん。下側が縮んでいますね。
で、AF信号を入れる準備です。
↑オシロの右側が、ワイヤレスマイクへ入れた波形。
左側がラジオキットFRG-2004から聞えてきた波形。
あの搬送波から、この波形で受信できました。
↑歪んでいるというのか、つなぎがやや変です。
オイラのAMワイヤレスマイク(トランジスタ)よりは、受信波形は良くないですね。。
↑雑誌と実装すみ基板。
★このキットとオイラの自作AMワイヤレスマイクと、オシロでの読み取りボルトがほとんど同じなので、ワイヤレスマイクのOUTPUTとしてはこの位でよいようですね。
★改めて、「搬送波の波形はなんでもOK」と実感しました。
★コイルに10mm角OSCコイルを利用すれば、この基板が生きてくるので、
試してみてください。
★コイルの同調性は、この回路だとさほど重要ではないので、大雑把に巻いてokです。
実際に、コンデンサーなしで同調点が遥か上でも、出力は変化しませんでした。
(写真は同調Cなしです)。 コレクター変調するために、必要なLC回路です。
★雑誌をみて理論学習すると、さらに技術が身につきますね。
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