「プリント基板でつくるスピーカーの鳴る真空管ラジオシリーズ」。レフレックスラジオに再生を掛けて感度UP。 回路はここ。
まずは復習。1年以上昔の製作例。
YouTube: single tube radio :reflex and genny using 6KE8. :RK-194
今日は第11弾を基板化した。今までは複合管単球だった。今回はシャープカットで二球使ってみた。
もともとは2011年10月の記事。これです。
製作ポイントは「出力トランスが20k:8」。ここに公開済み
①ラジオ少年のoutトランス(10KΩ)だと
ゲインのピーク(+20db)が42Khz周辺にあって、
600Hz付近ですとゲインはゼロでした。
(超音波増幅器になってました)
②東栄さんの12KΩトランスですと、ピークは22Khz周辺で
やはり400hz付近でゼロゲインです。
(まだ超音波増幅器です)
③ラジオ少年の20KΩトランスですと
2.2Khz周辺がゲインピークで+8dbでした。(バルボル読み)
(可聴アンプとして動作してます)
④、「①」の状態で 内部抵抗の小さい
6AU6や6AR5に変えても ピーク周波数は変わらず
そのまま超音波領域にありましたので、
「周波数特性はOUTトランスにとても依存する」
ことが判りました。
10k:8だと蝙蝠が好む周波数で出力が増える。 ヒトむけなので「20k:8」を推奨。
6ew6 + 6ew6で鳴らしている。 増幅度が超大きいのでガツンと発振しまいがちになるので合わせはソロソロと行う。
YouTube: twin 6EW6 radio :diy 2024/april/13
カソード抵抗は初段220オームにしてみたが 470オーム或いは820オームがいいようにも思う。
この中華トランスがベスト
通算540作目。 RK-283
回路図、部品表、パネル図