マルツのサイトで、無帰還、、、、と紹介してあった。
この手の回路、無信号時でも精密級テスターで測ると0.00Vには為らないのを経験してきたが、これは0.00Vつまり 0.004Vよりゼロボルトに近いらしい。スゴイ。
差動部も等負荷でないので、Q1,Q2に流れる電流は違うはずだが、ちょっと不思議ぽい。
seppで無帰還ってのは コールド側からの信号が回って簡単に成立しないので、眉唾???と思って古書で確認した。
昭和47年(1972年)刊行。
RNFと表現されている。直結にするか C経由なのかの違いではある。 CLASS Bと紹介されている。
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、、とラジオ技術全集 木塚茂著の「トランジスタアンプの設計・製作 172ページ」でしめすように、NFB抵抗が配置されている。 赤線で囲った。
上図のように直結帰還型アンプである。電圧勾配を利用してR2経由でも入力端にNFBが掛かっており古典回路とイコール。 定本通りのNFB アンプなので、これは「自称 無帰還アンプ」になる。
CLASS Bが50年経つとCLASS Aに昇格できるらしい。 ずいぶんと非科学な日本。
以上
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追記
昭和38年(1963年)でも公開されている直結差動形増幅器。
入力端でない側は 帰還信号を受けるのがデフォルト。 等負荷にして対電流がイコールになるように考えてある。この等負荷回路では TR1,TR2はhfeを揃える(TR5の影響で厳密には電流値は異なる)。TR3,TR4は電流イコールにならないので それなりのhfeで使う。
ゆとり世代は学習しなくても大人になれるので、 オツムの弱いのが目立つね。