kenwoodの 「Auto Voltage Regulator」 型番:PA36-1.2A を使っていたが、実はこの電源はaudio用でなく 工業実験室むけの電源である。
その証拠に、 ヘッドホンアンプを接続してヘッドホンで聞くと ブーン(120Hz)の音がバンバン聞こえる。電圧は0.2vほどゆっくりと暴れるので制御が追い付いていない。 工場等の実験用なので、計測用途にはこのspecで充分だ。
aidio用に電源をつくった。
ハム音は皆無。
YouTube: twin 6AV6+ booster amp : hand made supply test
RK-227(消費電流0.55A前後)用にした。
ケースは、タカチ MB-3。 トランスは手元にあったもの。
6段平滑回路。 5時間ならして電源は温まらないので、これで良さそうだ。 トランジスタで制御させるとノイズになる(聴感ノイズ、電波ノイズ)のでアクティブ制御はしちゃ駄目。
低域はかなり明瞭になった。市販電源ではマスキング(整流回路起因の120Hz)されていたのが、それが無くなったのは大きい。
audio用に電源製作は必要です。