Hi-FiなRFスピーチプロセッサー自作:フィルターレス方式キット。RK-174

・kenpro kp-12ではフィルターの群遅延特性によって肩持ち上がりが4dB近く確認できる。つまり脚色されている。 そのフィルターによって第一フォルマントの情報が欠損するので、声主を特定しにくい音になる。  kenproのRFスピーチプロセッサーは フィルター型番は同じなので、KP-12もKP-12Aも脚色されている。  フィルター式では群遅延特性による音色脚色がつきまとう。

 KP-12,KP-12Aのあの音はcystal filterの音。

・脚色されないためにはフィルターレス方式採用したのが、まずはRK-95(10.7MHz).水晶発振にTRを使った。

rf speech processor. using ta7061. filter-less  for   ham radio.
YouTube: rf speech processor. using ta7061. filter-less for ham radio.

肉声の特徴がダイレクトででてくるのでAM派にはお薦め。

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10.7MHzから455kHzにしてAMラジオ部品でつくれる回路にしてみた。

充分なDBM動作させるにはOSC強度が理論上そこそこ必要である。弱いとスイッチングできない。 しかしNE612の自励(10.7MHz 水晶)だと0.4Vとまりで、かつその波形は充分に綺麗だと云えない。OSCはトランジスタに任せてきたのがRK-84,RK-95。

 NE612の自励にしたのが今回のRK-174.    osc強度は下がるがdbm動作している。この復調においてキャリア注入量が増えるとAF信号が増大するので、充分なOSC強度ではないことは判るが、部品点数を減らしてもRFスピーチプロセッサーとして成立している。

今回は、10MHzオシロがあれば作れるRFスピーチプロセッサーkit.   低周波信号源には秋月キットでもよいし、RK-30のトーン部でもよい。または 「RK-149ツートーン発生器のシングル出力端」 で信号源。

Rk1740111

Ans01

Rk174005

トランジスタラジオの調整できるスキルがあれば、まとまる回路。

Rk17402

csb455でつくるRFスピーチプロセッサー :試作初回。
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csb455でつくるRFスピーチプロセッサー
YouTube: csb455でつくるRFスピーチプロセッサー

5dBから10dBが使い易いと思う。

f=455kHzでのRFスピーチプロセッサーは「真空管+メカニカルフィルターの時代」から存在する。TXのIF段に後つけするのが主流だったのでフィルターはmustな時代。

近15年ほどはフィルターレスの作例が欧州で多い。

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不動のspeech processor  KP-12Aを直してみた。その1.
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