真空管ラジオで 音がでてこない故障時には、外部から信号源(音)を入れて鳴るかどうか?を確認する。信号源にはssg 或いは低周波信号発生器があり、それは市場流通している。
今日は簡便な信号源 いわゆるシグナルインジェクターを自作してみた。IFT調整も視野に入れた基板。
自作するにあたり
◇◇ 注入周波数
1, 高周波増幅、中間周波数増幅に入れる信号源として455kHz(トーンは660Hz)
2, 低周波増幅に入れる信号源として660Hz。
◇◇
製作ハードルを下げ「半田付けミスが無ければ動作」する回路にした。
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AF
・tone部はne555利用なのでミスがなければ動作する。お疲れの6Z-P1に入れても確実に大きい音がでる。基板のボリュームMAXだとaf信号1Vほど注入できる強さになったので、通常は絞り気味でお願いします。
RF
・455kHz注入部は ne612でosc,変調させたのちトランジスタ増幅している。無線で飛ばすほどは強くないので、ミノムシ経由で信号注入してください。
・IFT調整は 本基板で信号をいれて AVC電圧が最大になるようにIFTコアを合わせること。AVC最大値は固体差が生じているので真値は問わず。 JH4ABZ氏が方法を公開中。2022/04/13 (Wed) を参照。
YouTube:signal injector for diy tube radio
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455kHzは この数字にした。
通算421作目。 基板ナンバーRK-164.
3.5v印加でne612は動作しますが、電源は4v~6vでお願いします。
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