RF増幅のデバイスとしてよく知られたものに、2SK192, 3SK113,3SK114,3SK121,3SK129, 3SK439,J211-D74Zがある。
オイラが学び舎に在していた頃は2SK19,3SK45ってのを雑誌で見掛けた。
2SK19はその特性の良さから「カツミ」では マイクコンプレッサーで制御デバイスとして採用している。 カツミのコンプレッサーは製作記事としてCQ誌に記載されている。「制御デバイスとして何がベターか?」の実験も載っているので、ラジオ工作派としてはうれしい。制御具合からSメータ用デバイスとしても非常にベターなことが判る。 2SK30でSメーターを振らしては駄目なことが判る。
YouTube: TA7642ラジオ基板にSメータ。RK-94v2
この動画の基板は2SK19で電圧変化を受けSメーター段へ引き渡している。
YouTube: 真空管ラジオAVC電圧でSメータ振らせてみた実験 3
これも2SK19.
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受信用アンプにFCZ 7mm角を使った基板を数種類製作した。製造ラインで必須なシールド小屋を所有していないので、外来ノイズ含みでの評価になってしまうが、性能差はほぼない。低ノイズの性能評価するには外来雑音を80dbほど減らさないと、オイラのように2000kwのスイッチングノイズまみれの環境(太陽光発電とも呼ばれるノイズ砲)では 無理である。
産総研や防衛庁への納品すれば、体験できるが 日本top水準の「シールド性能」をクリアできる技術をもつエンジニアは5人もいない。
J211がゲインが最も取れ20dBを超えてしまう。FETは個体差が大きいので都度都度動作あわせを必要とするデバイスだ
1, 2SK192 ,J211-D74Z
2,2SK439
3,3SK113, 3SK121,3SK129
FCZ研からプリアンプキットで採用されていたデバイス。
4,3SK114
サトー電気の「ダイレクトコンバージョン受信機(廃版)」に採用されている有名なFET.
手元の部品と相談してRXアンプをchoiceすればよい。