CMOS デュアル入出力フルスイング・オペアンプのLMC6482

・CMOS デュアル入出力フルスイング・オペアンプのLMC6482をmic ampにしてみた。op amp icを変えると音色も変わるワイヤレスマイクを自作してみた。 MC1496のTXものはトランジスタ マイクアンプだったので、OP AMPを使ってみた。

・dbmにはMC1496. ギルバート・セルが公開された年に販売が始まった古典dbmである。同期検波の回路もデータシートにて公開されている。

・このMC1496は1968年リリースであるが、生成波形が非常に美しい。 「サンスイの最高級チューナー TU-X1」 の 同期検波デバイスはMC1496である。MC1496をチューナーに採用した稀有な例でもあるので、TU-X1回路を確認することをお薦めする。 NE612は国際電話網の周波数コンバーター(IF=45MHz)として開発されたので、波形はそれなりになってしまう。

ギルバート氏が米国から帰国した折には、plesseyのlabo最高責任者に就いている。plessey SL1641も波形綺麗なICである。


YouTube: MC1496トランスミッター :LMC6482

Rk12903

基板ナンバー RK-129.

Rk12904

Rk12902

通算391作目。

・データシートで確認できるように af信号受けのZは非常に低い。低周波信号発生器はZ=600であるが、このAF信号をデータシート推奨のMC1496回路にC経由で入れてやるとVTVM 2レンジほど信号電圧がさがる。 この下がる分を見越してマイクアンプの必要増幅度が決まってくる。

・オペアンプではZが随分と高いので、MC1496回路へ入れると4レンジ近く下がってしまう。そこでFETのエミッターフォロアを割り込まして多少改善されている。

・バラック配線のままだがハム音も来ず良好に聞こえた。

コメント(0)