ラジオのIF段の自動ゲイン調整には、decrement agc とincrement agcの二通りがある。
・信号が強く入感するに連れて制御電圧が上がるタイプ =increment agc
・信号が強く入感するに連れて制御電圧が下がるタイプ =decrement agc
歴史的には decrement agcが最初である。6E5が対応している。
そののちにFM検波回路が考案され increment agcも登場した。6AL7が対応している。
*********************************************************
decrement agc の代表的ラジオは真空管ラジオだろう。ラジオICでは少数派だが、decrement agcタイプがある。
①5球ラジオ用sメータ。
この基板はサトー電気 町田店に並んでいる。RK-134で検索。回路はwebにある。
YouTube: s meter on tube radio. using AVC . 「真空管ラジオAVC電圧でSメータ振らせてみた」:基板確定版
sメーターキットを出品中。
②
ストレートラジオにつけてみた。
YouTube: s meter unit for TA7642 straight radio like RK -94
YouTube: testing indicator movement: ta7642
この基板もサトー電気 町田店に並んでいる。RK-109 または RK-94v2で検索
******************************************************************
increment agc ではLA1260、LA1600、TA2003がよく知られている。
③
「TA2003ラジオ +Sメータ」基板はRK-38v2になった。
YouTube: TA2003自作ラジオにSメーターつけてみた
④
後付けタイプのLEDバー インジケーター。 親機はLA1260基板。
YouTube: tuning indicator LED :trial
この基板もサトー電気 町田店に並んでいる。RK-127で検索
********************************************************************
shipping コンテナが流通しないので、木材も投機対象になっている。
chinaでも基板コストが1割 3割は上がった。