yaha amp考:12vで真空管を使う ⇒ JF1OZL氏の1992年CQ誌投稿(カソードバイアス)


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JF1OZL氏のWEBからの抜粋を紹介する。

CQ誌での話ですが、(12Vのプレート電圧の例として、私自身の発表で)1992 年12月号は,6BM8 * 2球の 7MHz スーパーヘテロダインラジオを紹介しました.1993年9月には,12AU7の0 V-1ラジオを示しました.1996 /5月号で6AJ8 DC ラジオを示しました

オイラの記憶では1999年にはJF1OZL氏のWEBは存在していた。

◇◇◇◇時系列的には、

・真空管には200Vや100V等の電圧印加でないと使えないと思われていた時代に、12V印加で使えることを1992年JA CQ誌上で公開したのはJF1OZL氏。以降10V,12Vでの作例が日本内外で多数みられるようになった。

・約30年経過した今、それは常識にまで広がった。低圧駆動で真空管機器を扱うプロエンジニア及び 執筆者すら歴史経緯を知らない。(どこぞのメーカーだかわかりますね)。低圧駆動だと音の伸びが欠けるのでやや注意が必要だが、これを聞き分けできる聴感よい人間はyama教に入信していない。

「プレート電流が多い球の方が作動させやすい」ことを見つけたのもJF1OZL氏である。知見と努力に感謝候。 JF1OZL氏に感謝候。

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1。音の大分類として歪の観点からすれば、

・歪んだ音 (自然界に存在)

・歪ませた音(人為による)

・歪の無い音

2、時間軸からみて

・揺らぐ音

・時間遅れ信号を加算した音(nfbと呼ばれる)

・etc

3,電圧の観点から

・スマホからの「信号+dc」を直接に真空管グリッドに掛けて、スマホ側のインピーダンス変化をどうとらえますか? 

下のICはポピュラーなICのひとつでメーカーも0.4V以上のDCが出力されることを公開している。これをyaha側をどう対応させているのか?

Direct_drive

Direct_drive2

・データシートを見るチカラがあれば、yaha回路に疑問を持つだろう。

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・片端閉・片端開放の楽器は奇数倍で共鳴している。高校物理で説明できる現象であるが、なかなかそれを認めない大人が多い。広義の反知性である。

・オイラ、本業で産総研/自衛隊へシールドboxを設計製作して納品もしてきたんだが、一般家庭ではノイズが飛び回っているんで概ねSN70dBが測定上限。 それより上は目張りしたシールド小屋の世話にならなきゃ無理。 WEB上でSN90dBなんて数字が見られるが、それは換算値だろうと捉えている。3端子レギュレータを実装搭載した時点で、測定すりゃバレるような波形が満載なんだもんだから100KC以下に限定して計測しちゃうわけ。

・1970年代後半のfm ステレオ チューナーicでのセパレーションは45bB。        それから40年後の今 スマホのadioICクロストークがmax30dBしかないが、耳大丈夫ですか?。  40年経過した割にはかなり性能が低い。スマホは音源として使えますかね? 昔の機器の方が性能いいですね。

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YAHA が人気になりだしたのは2008年頃からである。本家によれば2005年5月だ。

・ヒーターの定電流は、日本のSONYでも1960年代に普通に見られたことで、回路も見つかる。着眼点進歩性は少ない。寧ろ音にこだわるaudio界であればヒーター定電流は常識だ。 lm317はノイズ源になりノイズ波形観測できるデバイスの一つなので、ノイズに為らないメーカーのもの或いは選別することが必要になる。 オイラはセカンドソース品を使っている(ノイズ源に為らないことを確認できたのは、このセカンドメーカーだけ)。yama本家をみるとそこの考察がないようなので偶々ノイズにならないものと遭遇したようである。

・「3端子レギュレーターはノイズ源になります」と製造側は公開している。

 低ノイズと謳う製品のは1.1MHzでのスイッチング制御になっているので人の可聴域ではノイズが低いが、ラジオ向けにはベストなノイズ源になっている。ラジオ向けノイズ低減に4MHzトラップをCRで構成し、誤魔化している。これデータシートの特性から読み取れる。

・カソードバイアスでは無いので、歪まない信号レベルはもの凄く低い。この部分のレポートは見つからなかった。 「グリッドリークによるバイアスで、リニア動作領域外で真空管を使うのがyahaの特徴」ゆえに内外での研究が進んでいない。audioマニアからの公開情報に期待したい。恐らくは10mVも入れると歪むはずだ。

・「信号源デバイスとして ICメーカー設計のネライ電流が出力されているか?」の考察がないのは、不自然すぎる。「スマホはDCも共に出してくるのでそれを受け流す回路になっているのか?」と常々思う。

・グリッドリーク抵抗値はここでもさらっと触れている。yama教ではCUT OFF動作になり易い。あえて、リニア動作範囲から外れたところで使っているので、音の判るヒトはyama教に入信していない。カソードバイアス採用はyama教では無い。

・「グリッドリークバイアスによる音の是非は日本の雑誌でも1950年代に論議された」とcosmosの親父さんが云うので、カソードバイアスとの音色差は存在する。(議論された事実を忘れた年寄が多い)。親父さんの真空管アンプ作例も数回は月間誌に載ったので、相応の感性は持っている。

・球の選別。 高圧印加を想定しているデバイスなので12vでは ゲインが出てこない球が3割ほどある。中国球で20本実測したが50%はゲインが出なかったので必ず選別すること。

・グリッド抵抗値。この回路では音色に影響するので、好みに合わせること。12V駆動だと270K~390Kのどこかで良い音になった経験が多い。

追記予定。

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・ampものは奥が深いので、ラジオものが落ちついたら考えてみたい。

・audio投資1000万円超えでJAZZ鳴らしていた喫茶店も オーナーが昨年鬼籍にはいったので、安曇野で良い音が聴ける喫茶店は皆無になった。脚色されていない素直な音が聴こえきていた。Everestが置いてあった。JAZZにはEverestが合う。オープン当時に、audio システムで1500万円とも聞こえてきた。

・通過デバイスにより音色が変化するのがaudioの世界。故にスピーカー線、半田材、真空管、コンデンサー、抵抗、トランス それぞれの音色がある。脚色されていない音を聴けるのは稀だ。ゼロバイアスによる歪領域作動の音を有難く聞いているんじゃ、耳が奇怪しすぎる。

・リニアアンプから出たエネルギーが負荷側で消費されずに反射してくることもある。高周波ものは計測しやすいが、可聴帯域のものも測れる時代になった。パワコンなんぞその反射を見て制御している。既にスピーカーへの吸い込み具合を数値確認できる時代に入っている。既存技術で構成できるので市場に廉価で出回るのも近いと思う。(chineseがその気になるかどうかだ)

・松本のjbl4343は閉店した。

・有明のあそこもclosedして久しい。薪ストーブの季節になると思いだす。

・リニアアンプのab1,ab2,b級の音は違うが、それが聞き分けできるか耳かどうか? ソース源にd級動作デバイスを使ってa級、ab1級の差が判るか? 等の疑念がある。

・△△kwの放送局で真空管txと半導体txでは 音が違う。50年前にラジオから聞こえてきた音と半田工作カムバック後に聴くam放送では音が違う。 何でだろうね??

Dsc_0119

pioneer EXCLUSIVE in ariake,hotaka,japan.

ピアノの旋律を聴くにはベストなスピーカーだとオイラは思う。

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YouTube: 自作真空管ラジオ。 AUXにFMチューナーからの信号

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