DBM S042P と2SC1971

DBM S042Pは50MHzでも綺麗なam生成できる優れたdbmのひとつだ。

50MHzでam生成できないことが確認されているのはMC1496、SN16913、TA7320。50MHzでAM生成できないSN16913は 不思議にもっと高い周波数で使っているメーカーがあった。AM生成できなきゃMIXERとしては動作解析的には不合格な周波数だろう。

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2SC1971を載せてみた。放熱計算は本業で必須なのでさらっと確認した。

S042p

オランダ PHILIPSのトリマーが市場にほぼ見えない。Qがすこぶる高くて日本製、中国製ではとうてい真似が出来ない領域の優秀品だが、入手できなくて苦しい。

今回は耐圧のやや高いのがAITENDOにまだあったので、載せてみた。

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プリント基板の分野では、「世界で初めてスルーホール基板を開発」したのは、日本の会社。「茅野市のイースタン」がそうだ。知っておくとよい知識です。

上場するかな、、と思っていたら下手うったようで日本の会社ではなくなっていた。

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少し実験を行った。

搬送波を30dBほど抑圧したDSB波(DSB-SC)を受信せてみた。

同期検波ic(TDA4001)がよく聞こえる。 包絡線検波では聴き劣る。


YouTube: TA7642,LA1600,TDA4001を聞き比べ。 TX側はDSB-SC.(MC1496)

dsbトランシーバーの受信部に同期検波は使える。 ssb受信だと搬送波が60dBほど弱いがゼロではないので、受信信号をそこそこ増幅すれば同期検波ICで復調できるはず。プロダクト検波も同期検波も復調デバイスはおなじ。復調用搬送波を他回路で生成するのがプロダクト検波。 受信信号から増幅して復調用搬送波を同相で入れるのが同期検波。

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JA1AYO氏はこのことを理解していたフシがある。同期検波IC TA7687を 50MHz  A3トランシーバーに使い TX側はSN76514にしている。つまりAM とDSB 両方に使えるトランシーバーになっている。

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